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偉大なるスーパーマンに愛を込めて

中学2年生の頃、兄、姉と一緒に映画館に行くことになった。当時映画のスケジュールは地元の徳島新聞に掲載されていた。3人で何を観ようかと相談し高倉健主演の「遙かなる山の呼び声」と「スーパーマン」が候補に挙がった。その時私は生意気にもスーパーマンは子供向け映画だろと言って反対した。結局3人で遙かなる山の呼び声を観てすっかり感動した記憶がある。
その後大学浪人時代東京の名画座でスーパーマン特集が開催されていた。スーパーマンかよ!みたいな感じで馬鹿にしていたが何故かひとりでその名画座に入った。初めて映画スーパーマンを観た。スーパーマンは赤ちゃんの時クリプトン星から地球にひとりやってきた。優しい夫婦に拾われクラーク・ケントと名付けられ、自分の能力を隠しながら大人になった。そして大人になったクラーク・ケントが初めてマントをまとい飛ぶシーンがある。何故そのシーンを観たときあんなに涙が溢れたのか自分でも理解不可能だ。その時から完全に私はクリストファー・リーブ演じるクラーク・ケントとスーパーマンの大ファンになった。スーパーマン映画には様々な変身シーン、人間を危機から救いそれを見た人々が笑顔で拍手するシーン、クラーク・ケントがドジなシーンなど名シーンの数々が宝石のようにちりばめられている。
世界中の老若男女の人たちにクリストファー・リーブ主演のスーパーマン三部作を観て貰いたいと思う。現在マーベルヒーロー映画が全盛期!もちろん私も大好きだが、私の中で最も偉大な愛すべきヒーロー映画は今もクリストファー・リーブ主演のスーパーマンだ。


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