見出し画像

毎日映画を観る理由

高校2年生の頃から映画を観ることにハマった。それ以来結婚するまで毎日のように映画を観ていた。私の夢は自分の子どもを産むことだった。しかし子どもを産む夢を叶えたら映画を観ることが難しくなる。それは大きな悩みだった。

24歳のある日結婚したいと思う人に出会った。結婚して半年後長男が産まれた。その2年半後に長女が産まれた。もちろん映画を観ることは殆ど無くなった。長男が初めて映画館で観た映画は「ミューツーの逆襲」だ。長女が赤ちゃんだったので3歳の長男は父親と一緒に映画館ヘ出かけた。帰宅した長男は面白かったと興奮していた。私も行きたかったと羨ましく思った。その後当時大人気だった遊戯王の映画を4歳の長男と一緒に映画館に観に行った。遊戯王の映画は普通だったが、併映された「デジタルモンスター」の映画が素晴らしかった。久しぶりに映画館で観る喜びに包まれた。その後次男が産まれ、ジブリ映画やハリーポッター映画など子ども達と一緒に映画館に行く位の映画生活が続いた。

長男と長女が県外へ行き、次男が中学生になり、子ども達が私の手から離れた頃、2人の女友達が映画館に一緒に行こうと誘ってくれた。家を留守にすることにまだ抵抗があった私だったが思い切って一緒に映画館ヘ行った。映画館で観る映画は最高だった。久しぶりの感動に包まれた。その日を境に私の映画への情熱が沸々と湧き上がってきた。年々年間100本、200本と映画を観る回数が増え、昨年はついに1日1本映画を観るペースを超えた。

仕事を終え、夕飯を食べ、お風呂に入る。そして映画を観る。映画は私をあらゆる世界に連れて行ってくれる。恐かったり、嬉しかったり、悲しかったり、感動したり…この喜びを毎日体感できること!最高だ。

世界最高峰のあらゆる技術や能力を結集させて製作された映画。映画館の大画面、素晴らしい音響で観ることも最高だし、家のリビングでゆっくりと観るのも最高だ。

他にも様々な趣味や楽しみもあるだろう。しかし私は映画を観ることを最優先しながら死ぬまで生きて行くだろう。今年はどんな凄い映画と出会えるか今からワクワクしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?