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文喫(六本木)に行ってきた

入場料1500円かかる本屋「文喫」に行ってきました。新しいビジネスモデルとして成り立つのかなぁと思ってたのですか、結論として十分楽しめました。以下に楽しめたことを書き出してみます。
http://bunkitsu.jp

「偶然の出会いがある選書が嬉しい」
 本棚は陳列に起伏かあって、タイトルに目がひかれるようになっています。えっナニこれ?って具合で本を手にとることが何度も。本棚を巡るだけでも楽しめます。今回は、身体活動の中で「声」って考えたことなかったなぁと思い一冊、もう一冊は仕事でキーワードとなっている「協力」について、ベースの知識が欲しいなと思い選びました。

「適度な静寂と雑音」
 朝の人の少ないタイミングだと、ほぼ図書館レベルの静けさです。人が多くなるとそれなりの話し声が聞こえたり、喫茶室の作業音が聞こえたりしますが、全く気になるレベルではありません。それより普通の本屋と同様、会話OKであることが自由でいいです。まぁ僕は一人で行ったわけですけど。。。

「いつ来ても自分の場所は見つけられる」
 10時ごろに入店して先客5名程度でした。12席ある閲覧席を確保しました。その後、16時頃までいて最大50名くらいの来客があったようです。喫茶室にも十分席があるので、せっかく来たのに座れないてことはなさそうです。TSUTAYAだと大体座れませんしね。

「研究室がディスカッションにいいかも」
 来店した日は利用者がいなかったのですが、これは使えるなぁと思いました。ディスカッションでもブレストでも、参加者が不勉強で臨むと大した結果は出ません。煮詰まってきたなぁってところで、その場の本で勉強できるっていいです。また、ブレストだったら、配架分類や書籍のタイトルだけ拾ってくるだけでも、キーワードとして使えそうです。

「無料のコーヒーと煎茶が美味しい」
 ドリップ抽出のコーヒーが十分美味しいです。自分の体感としては、セブンカフェより上質で、1杯150円~200円くらいのイメージでした。煎茶もインスタントではなく、ミドルに香気の起伏が楽しめるレベル感でした。どちらもお代わり自由ですので、少々寝不足でも長時間読書が可能です。来店した際の昼食は、閲覧席でも飲食自由なので、持ち込みの弁当と無料の煎茶を楽しみました。

コスパ的には、選んだ本をほぼ一冊読んでしまったこと、居心地の良さ、コーヒーの美味しさの点で、1500円でお釣りがあるくらいのお得感を感じました。ただ「良い本に出会えれば」と条件はつきそうです。青山ブックセンターからの流れか、全体的に選書は人文寄りで芸術面の本は豊富です。対して、理系分野は少なめでした。また、人が多くなると欲しい本がなくなっているケースもありました。朝早く来るか、取り置きサービスを利用した方がよさそうです。
最後に、ボリューム的にはその場で読めましたが応援の意味も込めて、「ヒトはなぜ協力するのか」は購入して帰りました。なるべく普通の本屋に置いていないレア本を置いて頂けると、個人的には購入動機が高まりますね。

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