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自己紹介 |野球部の思い出

こちらのnoteは、僕のスポーツに携わってきた中での自己紹介と、西暦2000年くらいの高校の硬式野球部での様子を記載しています。これから野球部に入る方、野球部に入るお子さんを育てている方、などへ向けた内容です。

初めまして、橋本と申します。

都内のスマホアプリ開発の会社で社内ITを担当している、36歳男性です。
高校まで野球をやっており、若いころはフィットネスクラブでインストラクターをしていました。現在、ゴルフ、マラソン、筋トレなどの運動を行っており、こちらのnoteで、主に好きなスポーツについて投稿して、同じ趣味の人と、繋がったりしていけたらいいな、と思っています!

別のnote でいままでのおおよその自己紹介を書いておりまして、こちらでは、スポーツに関する僕の経歴と、甲子園に出場する野球部で、1年生が対応することを中心に記載していこうと思います。

自己紹介

■小学校4年生:地区の野球クラブに入り、軟式野球を始める。冬は、家の近くに田んぼのスケートリンクがあり、毎日スケートをしまくる。夏はインラインスケートで友達の家に遊びに行く。地域のバドミントンサークルに入り、週2で練習。父親に連れられて、スキーをするようになる。

■小学校5年生:バドミントン大会で友達と一緒にダブルスで参加。小6の一番うまかった先輩コンビに接戦の末、勝利。

■小学校6年生:野球クラブのエース(ノーコン)でキャプテンになる。運動会では、僕よりも足が速い同級生が現れ、単距離が遅いことに気づき始める。水泳大会では、50m40秒で泳ぎ、あとちょっとで小学校の新記録が出そうであった。(同じクラスのスイミングスクールに通っていた友達が余裕で記録更新←単距離で抜かれた人と同一人物)

■中学1年生:部活は野球部に入り、坊主頭になる。3年生が引退すると、エースになり、調子がいいときは、いい球(特にカーブ)を投げ始める。

■中学2年生:長野オリンピックが開催され、モーグルに魅了され、スキーでジャンプしたりするようになる。

■中学3年生:部活は、あと1回勝てば県大会進出、というところで負けて引退。冬は、駅伝に出ることになりマラソンに目覚める。進路はどうするか、という状況になり、スキーの選手を目指すか、野球をするか迷い、野球を選択。

■高校1年生:地元の強豪校の硬式野球部に入る。サードを守っていたが、軟式野球よりも、守備位置が、後ろすぎて、ファーストまでの送球が、毎回遠投すぎて、ちゃんんとしたボールが投げられず、先輩に怒られる。土日は、毎週練習試合か、公式戦のため、ひたすら先輩方々が試合する様子を見届ける。

■高校2年生:同じポジションのサードには、キャプテン候補の同級生2人がいたので、ライトにコンバート志願。3年生が引退しても、年下の1年生もうますぎて、全く試合に出れない日々。とりあえず筋肉が足りない、ということで高校の近くのフィットネスクラブで、ウェイトトレーニングを開始。スキーに続いて、スノボを開始。

■高校3年生:5月くらいに、監督から「もう練習に参加しないでメンバーのサポートしてくれ」と言われ、何をやったらいいかわからず、ぼけーっとして過ごす。夏の大会は、準決勝で敗退。部活を引退してからは、地元のバレーボールサークルに入り、週2で練習。進路を決めるときになり、スキューバダイビングのインストラクターか、フィットネスクラブのインストラクターを目指すか、で迷い、フィットネスを選択。東京の専門学校へ進学。

■専門学校1年生:池袋のフィットネスクラブが使い放題で、いろいろなフィットネスクラブのレッスンに参加しまくる。ボディパンプと、ボディコンバットという、スタジオプログラムにドはまりして、クラスのみんなとたくさん参加。みんなでインストラクターになれるように、練習する。フィットネスクラブでのアルバイトを開始。宮古島で、スキューバダイビングのライセンスを取得(それ以来、1回も潜っていない)。

■専門学校2年生:ボディパンプというスタジオレッスンを、インストラクターとして週3で行う日々。なかなかの細マッチョに仕上がっていく。

■20代前半:原宿のゴールドジムの会員となり、夜はプロテインを飲むだけダイエットを遂行。バッキバキの腹筋を手に入れる。トレーニングしているときに、TVの取材を受け、少しだけ日曜日の夜のニュースで流れる。また、徹夜でダーツをしたりするようになる。

■20代後半:アルバイト先のフィットネスクラブに、シミュレーションゴルフがあり、業務後にゴルフの練習を開始。ラウンドもデビュー。クロスバイクを購入して、都内をスイスイとチャリンコで移動するようになる。

■30代前半:週1で打ちっ放しに通うことだけが生きがいとなる。ゴルフでやっと100切りを達成する。少々、マラソンにも取り組み、皇居ランなどを行い、マラソン大会に出場、5時間10分で走れるようになる。ケーブルテレビを申し込み、ファンである、読売ジャイアンツの試合を全試合見るようになる。会社の軟式野球チームの試合に年間数試合参加するようになる。

■30代後半:スケボーを始めるが、都内はパークが込みすぎていて、モチベーション低下。引き続き、ゴルフと筋トレを継続中。荒野行動というe-sportsに目覚める。


甲子園に出場する高校で1年生がやること


強豪校の野球部に所属する方法

多くの部員が、中学3年生の秋くらいに、セレクションと呼ばれる実技試験を受けて、スポーツ推薦で入部していました。このセレクションというのは、たとえば、プロ野球の戦力外とかを受けた人が参加しているトライアウトとは違い、不定期に開催されており、おそらく高校の野球部の監督だったりとコネがないと、受けられないものだと思います。

内容は、遠投でどれくらいボールを遠くに投げる能力があるか測ったり、フリーバッティングや、ノックを受けたり、ベースランニングしてみたり、といった内容です。

ものすごく野球がうまいと授業料が免除される、特待生で入部できたりするんだと思います。

また、強豪校ということで、部員数が増えすぎてもいけないので、1学年の定員が決まっていて、セレクションで選ばれた人しか入部できない高校もあると思います。また、全員が寮生活が必須、という高校もあると思います。

僕は、セレクションではなく、内情は全く知らないまま、学力推薦で高校を受験し、入学式の翌日に、野球部の部室に直行して、部室にいる人に、「野球部に入りたいのですが、どうしたらいいでしょうか」と聞いて、入部しました。いま思うと、全くツテがなかったので、もしこのとき「一般では入部できないよ」と言われたら、全く違った高校生活になっていました。

中学校のころから、シニアリーグやボーイズリーグなどで、先輩方が続々とセレクションで入部するような環境で、野球をやってこなかった人が、強豪校の野球部に入りたいと思ったときには、一般で入部できるのか、を必ず確認しておいたほうがよいと思います。

入部の際に必要な道具について

練習着が配られたりする高校もあるかもしれませんが、僕は以下の道具を、スポーツ用品店で買ってくるように言われて、次の日の練習に備えました。

・練習用のユニフォーム上下セット/ベルト2個(真っ白なユニフォームがゼビオとかに売ってます)

・アンダーシャツ黒2個(丸首のもので、ネックがあるものは2年生にならないと着てはいけない謎のルールがありました)

・練習用の帽子2個(これも真っ白な帽子が売ってます)

・ソックス白 / ストッキング白 2個

・アップシューズ(無地のもの / ミズノとかの大手メーカー品は2年生にならないと履いてはいけない、謎の嫌がらせルールがありました)

・スパイクシューズ(こちらは黒でローカットであれば何でもよさそうでした)

・グローブ(特に指定はありませんでした。最初、硬式用のグローブがあることを知らずに、中学のときに使っていた軟式用のグローブで参加したような気がします)

・バッティンググローブ(1年生は素手じゃないといけないみたいなルールがあったかもしれません)

以上を、母からお金をもらい、買いそろえて、練習初日を迎えました。


入部したばかりの1年生がやることとは

僕の入部した高校は、平日朝の全体練習はありませんでした。グランド整備は、1年生が、朝7時くらいに登校して、実施していました。

入部したてのころは、同級生が25人くらいいて、グランドを25等分して、自分のエリアを、まず土を耕す通称クギとよばれる、重たいトンボをかけ、そのあと通常の木のトンボで、平らにしていきます。(この木のトンボも、ひとり1つ自腹で買ってくるルールだったので、入部してあとから、親に買ってきてもらいました)

グランド整備以外に、ボールの数を数える係だったり、ネットの網が切れていないか確認する係だったり、バットを管理する係、トイレ掃除係、監督室を掃除する係など、たくさんの係があり、この作業を朝、実施していました。この〇〇係というのが、セレクションで入部した人達が、入学以前の3月の練習から参加していて、その中で決められていたので、僕は特に係の任命を受けませんでした。なので、忙しそうな人を手伝ったりしていました。

そして、一番大変なのが、遠方から入部した人達が、寮生活をする場合、先輩のユニフォームを洗う、という作業が発生します。洗濯機や乾燥機に限りがあるので、先輩のユニフォームを洗うだけで精一杯で、自分は何日も同じユニフォームで練習参加している同級生がいたりして、かわいそうでした。

この先輩のユニフォームを洗う描写は、元PL学園の野球部出身の方の作品の漫画の、バトルスタディーズにも、過酷な様子が描かれていました。

練習以外の負担がかかってしまうような、生活が待っている野球部に入れるのは、親としてはやめたほうがいいと思います。


説教(体罰)事情

最近、部活動やアマチュアスポーツでの、体罰だったり、モラハラだったりが、ニュースになっていますが、当時も、先輩からの説教というなの暴力が、多々発生していました。これも、また寮生活を送っている人なのですが、夜になると、部屋を真っ暗にした状態で、「ルールを守らなかった、とか、練習のときに声の大きさが足りなかった」などと、理由をつけて、暴力が振るわれていたようでした。

(僕は主力選手ではなかった、ということと、声もたくさん出して、ランニングも手を抜かずに走っていたので、先輩に殴られたことは、何か理不尽な理由で全員がぶん殴られることになった、1回しかありませんでした。そして、暴力を振るいたくなる性格でもないので、後輩を殴ったことも1度もありませんでした)

こういった理不尽な、説教や暴力によって、中学で実績のある選手が、入部して辞めてしまうことが、同級生にも、後輩にもありました。

監督だったり、顧問の先生だったりが、そういった暴力はやめるように向かわせる動きも、特になかったと思います。そのせいか、僕の在学中はなかったのですが、卒業してから、説教で、後輩の肋骨だかを骨折させてしまって、高校野球をとりしきっている、高野連に報告となり、公式戦に出場停止になっているときもありました。ちなみに、監督は、「ああ、これは殴られても仕方ないな」といったプレイを試合でしてしまったときや、日常生活の乱れのことに関して以外は、殴るような人ではありませんでした。

先輩が後輩を殴るのは、「もっとチームを強くしたい」などといった、リーダーシップや、正義感が伴うものではなく、いじめっ子気質な人が、ただ気に食わないと殴る、といったサイクルでした。同級生でも、後輩に暴力振るっている人を見ると、とても、残念な気持ちになりました。僕が、もっと野球がうまくて、レギュラークラスになれていたら、高橋由伸が慶応大学で実施したように、チーム全体で理不尽な上下関係は撤廃しようと動けたのですが、そのようなこともできませんでした。


その他の1年生のしきたり

①挨拶

1人or3人の場合は、「おはようございます1回」、2人の場合は、「おはようございますおはようございます」と2回実施。授業と授業の間の、休み時間も、廊下にたって、先輩が通ったら挨拶する。

②言葉遣い

〇〇先輩と呼ぶことが禁止で、〇〇さん、と呼ばないと怒られました。1年生から3年生に質問することは禁止で、何かを先輩に頼まれてものを渡すときは、「バットです」「ヘルメットです」などものの名前を言って渡す決まりでした。

③練習中水が飲めない

1年生の途中まで、飲むことが禁止されていて川の水を飲んだことがあります。1年の夏くらいには飲んでよかった気がします。

④一発ギャグ

新入生歓迎会のような、会で、先輩を前に、モノマネなどネタをやらされる。基本的に女装するのが恒例だったようで、多くの同級生が、同じクラスの女子から制服を借りてなにかネタをやっていました。僕は、母からブラジャーをかりて、当時学校へ行こうというV6の番組に出ていた方のモノマネをやりました。

⑤指定された道具以外を使ってはいけない

購入する道具にも記載していますが、基本的にかっこよくない道具しか使ってはいけない、という決まりがありました。通学に利用するバッグも、1年生の後半にならないと、常に高校の名前が入った野球部指定のセカンドバッグしか使ってはいけませんでした。

⑥コンビニを使ってはいけない

帰宅の際など、コンビニに立ち寄ってはいけない決まりがありました。万引きして先輩方が公式戦に出れなくなったら大変、というちょっと理にかなった理由ではありました。(やんちゃでモラルにかける人も多いので)

⑦その他寮生の場合

夕飯で何杯もごはんをおかわりしないといけない(あとで吐くほど)

先輩と相部屋になり先輩より先に寝てはいけない など。


まとめ

体力的な問題よりも、理不尽な上下関係だったり、寮生は野球の練習以外の先輩のユニフォームの洗濯だったり、そういったことがストレスになって、部活を辞めてしまうリスクがあります。ちがう部活も含め、部活を辞めてしまった人は、どこか充実していない雰囲気が漂っていましたし、できるならば引退までその部活を全うしたほうが、その後の人生も、より生きやすいものになったのではないか、と思います。

中学で進路を決める際、強豪校に入る際は、特に、練習内容よりも、上下関係だったり、理不尽な暴力や作業がある体質でないか、ぜひ、情報収集してから入試を受けていただくことをおすすめします。

もし理不尽なことがある場合、そういうことがあるよ、と知ったうえで覚悟を決めて入るのと、ギャップを感じるのとでは大きく違います。そのまま野球で成長してうまくいけば、東京六大学などへ野球で入って、プロ野球までは、いけなくても、社会人野球や、野球はしなくても、大学の名前で大手企業に入れる可能性もあります。(就職に繋がらなくても、高校生活を勉強ではなくスポーツに捧げることの意味は、別の投稿で記述しようと思います)

体力的な問題は、最初は走れなかったとしても、毎日基礎体力トレーニングしていけば問題なくこなしていけると思います。

次回は、日々の練習内容などを記載していこうと思います。

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