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あるところの ある子供の詩 (おやがみさまのおめぐみ)

〈あれ慾しい、と子供が指を指すやうなそんな詩が慾し心の裡ウチに くにを〉おはやうございます。勿論大のオトナに批評され切磋琢磨して書くのが現代詩の本流だが、原石ポエジーの段階ではno evilでゐたい。詩を書く者の眞の願ひなのではないか。〈冬何日非冬何日立冬より くにを〉©都築郷士