見出し画像

【ドラマ感想文】だから私は魅了される

もうね、覚悟はしていたんです。千世さんのコメント欄でも辛い気持ちは書いていました😢それでも悲しいものは悲しい😢

「あさイチ」に毎熊さんが出演された時も茶髪だったし、撮影は終わっているなと。

覚悟はしていましたよ!ホントに!


でもね……😢
まひろが父親に伴われて越前に行った時に「よっ」て出演して、そのうち自然と退場となることを望んでいました。海の話は越前で偶然会うフラグではなく死亡フラグだったのですね……

このドラマ、過剰な演出のない「安くないドラマ」と気に入っていますが、毎熊さんのあっさりかつ悲しい退場に絶句です……

実は……みたいな展開も期待はしましたが、名もなき民が虫けらのように命を扱われることをサラリと冷酷に描くのが本当にいいです。

だから余計に直秀(毎熊さん)への切ない思いがこみ上げるのでしょうね。

悲しいですが、この演出で良かったと思います。まひろと道長に影響を与える人物として紹介されているのに、命を簡単に奪われる存在として描かれたのがこのドラマは安くないことを証明していると感じました。

悲劇を目の当たりにした時のまひろと道長が無言で土を黙々と掘るのも若い2人では抗えない世間の力を感じさせ良かったです。普通のお涙頂戴なドラマなら「直秀!」と叫びながら号泣させたと思います。

埋めた後に道長だけが泣くのも良かったし、放心状態のまひろを馬の背に乗せて道長が引くのも良かったですね。この時代、誰もが理不尽に屈するやるせなさに飲み込まれながらも折れずに生きていたのかなと静かに涙しました。

過剰な演出をあえて避ける今年の大河ドラマ「光る君へ」、大好きです。

散楽の悲劇はなぜ起きたのか?

①若造の道長が袖の下を出したのが気に入らなかったから
②袖の下を「始末しろ」の示唆と感じたから
③右大臣家への生理的嫌悪感が散楽の憎しみに転じたから
④袖の下はまひろを助けたことで使い終わったから
⑤施しを受けた民が集まって命乞いをしたため危険な集団と認識されたから
⑥日頃から散楽からのそしりを不愉快に思っていたから
⑦間違いで道長を捉えたことへの恨みを晴らしたかったから

「はそやmの直秀カムバッア~ク」より

そうそう。兼家は詐病でしたね。道兼の怪我を見て「あんなに怪我させられていたらそりゃひねくれるわ。でもDVシーンなかったよな?」と不思議に思いながら同情してしまった甘いはそやmでした💦

史実と源氏物語を上手く融合させ違和感のないストーリー展開を生み出す大石静さんはすごいです。

安倍晴明は私の中ではずっと野村萬斎さんなのですが、今回はユースケ・サンタマリアさんで良かったです💦

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?