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【#読書の秋2022】はそやmの10月はくらもちふさこ月間

今月から私のLINEマンガは

くらもちふさこ先生


でいっぱいです。

今日のお題が#読書の秋2022ということで、
くらもちふさこ先生を語らせていただきます😊

子どもの頃からくらもち先生は読んでいました。

しかしただ読んでいただけということを
今回の再読で気づいたんです。

くらもち作品は行間を読ませる漫画
だと今ようやく気づきました。

くらもち作品は文芸作品です🙌


「いつもポケットにショパン」は
子どもの頃にはわからない
細い心情描写であふれています。

きしんちゃんと麻子のピエロ姿に一目ぼれでした

「アンコールが3回」も読んだ当時は、
主人公のわがままばかりが目立ちましたが、
今は切ない気持ちがヒシヒシと伝わります。

くらもち先生独特のおめめが描けない💦

当時は、「いつもポケットにショパン」も
「アンコールが3回」も理解できなかったです。
ただ可愛い絵柄を堪能するだけでした。

くらもち先生の漫画は、カッコイイ男の子と
少し抜けたところのある可愛い女の子を中心に
話は回ります。

また、カッコイイはずの男の子ではなく
抜けた感じの女の子には天賦の才ありと
設定して男の嫉妬も描きます。

「海の天辺」は大学卒業したての男前先生と
背の高い可愛らしい女子中学生の話です。

同級生よりカッコイイ先生との恋愛は、
女子なら一度は考える夢でしょう。

「天然コケコッコー」は
都会から来たカッコイイ転校生と、その土地の
自分の可愛さに気づいていない女の子
を中心に話は展開します。

そして、中学生の恋模様だけでなく
周囲の大人達の感情も少しずつ
垣間見えていくのです。

くらもち作品はモヤモヤが残る内容で
ねっとりした感情や才能への嫉妬が
作品にしっかりと描き込まれています。

それが小学生には理解できず、
どうして意地悪をするのだろうと
不思議に思いつつ読んでいました。

中高生でも表面しか読めておらず、
本質をすくい取れていなかったと思います。

思考が浅過ぎて過ぎて人の闇のリアルさに
理解が及ばなかったのでしょう。

くらもち先生の漫画は

大人になってから読むべきもの


なのかもしれません。
でもあらゆる世代の方に読んで欲しい。

酸いも甘いもを噛み分けた大人だからこそ
楽しめる漫画ではありますが。

若い方でも心の機微を理解ただけるなら
是非読んでいただきたいです。

近年の「花に染む」は手塚治虫漫画賞を
受賞されていますね。

大人びた主人公でも「くらもち節」は健在

絵柄に変化も見られますが、
相変わらず心理面の描写は素晴らしいです。

LINEマンガは1日1話の細切れスタイルなので、
しばらく「くらもちふさこ月間」は続きそうです。

現在毎日無料の「くらもち作品」

  1. いつもポケットにショパン

  2. 海の天辺

  3. アンコールが3回

  4. 天然コケコッコー

  5. チープスリル

  6. 駅から5分

  7. 花に染む

上記7作品を毎日楽しんでます。
「いろはにこんぺいと」や「A-Girl」も
毎日無料で公開してくれないかな?

久しぶりに真似絵を楽しみました。
LINEマンガさん、ありがとうございます。

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