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悲しみに向き合いながら一日一日を大切に。

今朝は早くに目が覚め、そのまま起きました。そしてスマホに目をやると。

ザ・ドリフターズ メンバー「仲本工事さん」死去(享年81歳)

この訃報が目に飛び込んで来ました。「亡くなってしまったかぁ。交通事故で死に至ったとはなんと痛ましいことか」と素直に感じました。

僕らが子どもの頃「8時だヨ!全員集合!!」で「体操のお兄さん」の元気なイメージが強かった仲本さんが亡くなるとは大変ショックです。


いかりや長介さん、志村けんさん、そして今回の仲本工事さん。

「全員集合」が始まる土曜8時が待ち遠しく、楽しみで仕方なかったあの頃が「昨日のように」感じます。

そんな、往年のドリフターズのメンバーも次々天国に旅立たれてしまいました。

本当に寂しいです。

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そしてもうひと方。この方を語らずにはいられません。

そう「アントニオ猪木さん」です。

僕らが中学生の80年代は「大プロレスブーム」。猪木さんのライバルといえば「タイガー・ジェットシン」「スタン・ハンセン」「ブッチャー」「アンドレ・ザ・ジャイアント」「ブルーザー・ブロディ」など、ひと癖もふた癖もある外国人選手たち。

それ以外にも「ラッシャー木村、アニマル浜口、寺西勇」の「新国際軍団」、「長州力、マサ斉藤」の「維新軍団」などの日本人同士の抗争もありました。

猪木さんだけでなく、とにかくプロレスが面白かった!

勉強ができなくて母親に怒られても、番長クラスの突っ張ってる奴らにイジメられても、イラズラをして先生に殴られても、金曜8時にテレビをつければ、そんな「モヤモヤ」が一瞬にして吹き飛ぶほど気分爽快になれる!

そして「俺も強くなれるかも?」と夢を与えてくれたのが同時の「プロレス」でした。

その象徴がスーパースター「アントニオ猪木」です。

その後、大人になり、猪木さんの裏事情が聞こえてきても「元気ですか!」「1、2、3、ダァー!!」の掛け声一発で中学のころに見た「あの感動!」が蘇る。

僕らの世代にとって、どんなに年老いても、いつまでも眩しい輝きを放つ「本当に特別な存在」でした。

そんなスーパースターも病魔に侵され、去る10月1日、天に召されました。

本当に寂しくて悲しい。

猪木さんの死で僕らの時代が終わっていくような「めまい」に似た感覚に襲われました。

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僕も今年で53になります。

人生100年時代と言われますが、それほど長く生きなくてもと思います。けれど、日本人男性の平均寿命84歳までとして、折り返し地点はとっくに過ぎてしまいました。

歳を重ねると言うことは、このように同世代を生きた、思い出に残る人たちを失う悲しみと向き合うことなのでしょうか?

しかし、なんの不思議か、この世にせっかく生まれてきた自分の命。

天寿を全うできるよう、悲しみに向き合いながらも「一日一日を大切に生きようと」同世代を生きた人たちの「死」を見て感じる今日この頃です。

改めまして、仲本工事さん、アントニオ猪木さんのご冥福を心よりお祈りいたします。合掌。

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