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創作ハック:時間がないよ!という方が今すぐ取り入れられるテクニック

私は昼職をしながら、小説を書いております。現時点では趣味の域ですが、プロ作家を目指して公募にも出しております。ちなみに出張が多くて(多くなって)某エアラインのマイレージ上級会員になるぐらい飛び回る仕事をしております。

そんな私でも年間28万字書けた!

というわけで、「なんでそんなに書けるの?」と聞かれるので、幾つか自分がやっているコツ・ノウハウをまとめてみました。


〆切を決める

仕事を終わらせるのは有能さじゃないんです。〆切です。
書けたら公募出そう、同人誌出そう、では書き上げられない自信が私はあります。人間は怠惰な生き物です。私が公募に出さなくても誰も叱ってはくれませんし催促もしてくれません。だからこそ、自分の尻を叩くためには自分との約束が必要だと思います。そして、生活のために私は昼職を辞められないので、両立するために年間スケジュールを立てています。この通りに行くことはほぼ無く、途中で組み替えるのですが、元々念頭に置いてて変えるのと、無計画とでは、心構えが変わるのかな、と思います。

但し2024年は、さすがに1年先のことは分からないということが分かってきたので、上半期分の計画を立てております。

細切れ時間の有効活用

クラウドサービス上で原稿執筆する

Google ドキュメントいいですよ~。ウェブ連載する原稿はGoogle docsで書いて、日中はパソコンで。夜や疲れてきてゴロゴロする時はスマホで見て推敲するのです。ウェブ小説の読者はスマホで読むことが多いので、スマホ上の見栄えが確認できる点も良きです。

私の個人的意見としては、投稿サイトへの直書きはお勧めしません。なぜなら、サービスとしての安定性がそれほど高くない場合が多く急停止したり、メンテに入ったり、書いたはずの原稿が消えるなどのトラブルをよく聞くからです。

出先で時間が急に空いてしまった時なんかも、スマホは常に持ち歩いているので原稿やれますよね。タブレットやパソコンを普段から持ち歩く方なら別ですが、女性は荷物が多いので、おそらく持ち運ばないほうが多いのではないかと。

そこでお勧めは、Bluetoothの折り畳み式キーボードです。これならスマホ一個分・モバイルバッテリーくらいのサイズしかないし軽い。外出先でやりたくなったら、スマホに外付けすれば、フリック入力でなくガツガツ原稿ができます(画面は小さいけど)

こんなやつ。

短時間で集中ゾーンに入るためのルーティンを持つ

「なかなか時間ができたからって、すぐ書けないでしょ? 集中できないでしょ?」とも聞かれたことがあります。……そんなこと言ってたら書く暇ねえっす。

限られた時間の中でなるべく早くゾーンに入るために、コツはあります。ルーティンを作ることです

私の場合は、作品ごとにテーマソングを決め、それを書く時はテーマソングをひたすらリピート再生しています。曲を聴くと、スンッと世界に入れるように。パブロフの犬です。なおかつ、その作品に歌詞とかトーンが合った曲を選ぶと、気分も盛り上がります。

短時間でもやれるタスクをまとめておく

「1時間空いたって言われても、なかなか集中できない。まとまった時間がないと」というのもよく聞くお悩みです。確かに全体構想をまとめるとか、全体を俯瞰で見て矛盾がないか、盛り上がりどころをチェックするとかは、集中力のいる(しかも時間を要する)作業なので、まとまった時間がある方が望ましいです。

ただ、「小説書くのにまとまった時間がないと絶対書けない」というわけではなく、フェーズによっては、細切れでもやれることはあると思います。

例えばもうプロット切ってあって、場面ごとに何をやるか頭に入ってるなら、特定のシーンだけ今日書いてしまおう、みたいな。

時間泥棒を特定し、排除する

私の場合は下記二つです。

  1. 周囲の物音、話し声

  2. SNS

  1. 解決策:イヤホンを持参しテーマソングを聞きまくる。そして作品世界に没頭する。カフェや飲食店で執筆するという作家さんは多いかと思うのですが、私は過敏なのか周囲の物音や話し声が気になっちゃうほうです。(昔はカフェで考え事するの好きだったんですけどね…。新型コロナ流行の後は自宅でリモートワークが多く、静かな環境にいることが増えたからかも)

  2. 解決策:ログアウトする。通知を切る。身近な友人に、約束を破ったら叱ってくれるよう頼む。

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