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お袋の味は父の味

この春から東京のイタリアンレストランでシェフ修行をしている息子と、久しぶりに再会しました。
再会の場所は、北海道ではなく、妻の実家でした。

息子は今日の夕方まで、お店で大掃除をしていたそうで、7時過ぎの飛行機にギリギリ間に合ったそうです。

妻と一緒に、帰省先の最寄りの空港で迎えに行きました。
ゲートから出てきた息子とは、実に5ヶ月ぶり。
毎週ビデオ通話をしていたので、久しぶりの感じはしませんでしたが、やはり対面するのは嬉しいものです。

息子は朝ごはんを食べただけで、お店でのまかないは食べ損ねていたとのこと。夜遅くなっていましたが、私はオムライスを作ってあげました。

彼は、私の手料理で育ったので、私の料理は彼にとって「おふくろの味」なのです。
プロの料理人に家庭料理を提供するのは少し気が引けましたが、彼には懐かしい味だったようです。

「美味しい」という言葉をもらって、なんだかジーンとしてしまいました。

息子と一緒に、良いお正月が迎えられそうです。

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