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仕事を辞めて、思う介護について(かかってくるお金編)

あ〜私の恋は〜南の〜なんだっけ?
今年の5月付で前職の介護職を辞めてから早4ヶ月。現在職業ニート。
それまで約7年ほど働いてきたわけですが、コロナの対応や会社側の職員の扱いなどの仕事内容や職場環境対する不満、夜勤や早出による不規則な生活、肉体労働の先が見えない未来などが絡まり辞めるきっかけとなりました。

そんなこと不平不満たくさんあるけれど。並べてもアレなのでそういうのは他の方の素晴らしいnoteを見ればいいと思います。
(よく他の方のnoteを読んでて共感しまくりでしたし、そうじゃないのも)

直近の介護に関するニュースといえば、介護付き有料老人ホームの入居権詐欺でかなり高額でうん千万など額がすごいです。えぇ…って思います。
介護付き有料老人ホームは特に値段が高額になりがちで中には月100万など費用が価格高額施設もあるとか。
(※注意ですが、高額だからその人にとっていい介護が受けれるかといえば、必ずしもそうではないです。まずは入居する親、施設の対応、入居させたい子供で話を限りなく入居する方の理想にすり合わせるのが大事な所です。)
(あ、あと昨今コロナ対応で施設の閉鎖的な環境、今も続けているところや変わった部分、見えない部分があります。もし今施設を利用されてる方は家族面会をなるべく行って見てほしいです。職員の対応なども見る意味でも。その対応が利用者さんに反映されていると思いますので)

介護を必要とした時に真っ先に思うのは費用についてです。
家族間での介護が難しいと思った際は施設やサービス利用を考えると思います。
家族内介護はプロでもかなり難しいです。身内だから余計にそうかもしれません。(食事介助、排泄介助、入浴介助、もろもろできますか?)
話変わりますがヤングケアラー問題も大きく影を落としています。担い手が子供になるというのも介護サービスを受けられない、頼れないと思い込んで青春を犠牲にしてるのはすごくきついなと思います。
小学生が介護をする現状もあるみたいです。。
受けたくても受けれない。そうじゃないよと大人が発信して行くことも大事だと思います。

さて話を戻します。
実際介護施設に入所するということは費用がかかります。
施設によってバラバラですが、全施設平均月額13.5万です。(上下激しいですので参考程度に)
その他入居一時金もあると最初にどかっと出費もあります。月額とは別にです。
在宅も考えるなら手すりをつけるなどバリアフリー改築するならさらに。
お金の不安で逆にお金だけをかければいいというのではありません。そこは強く言いたい。
大切なことはなるべく早めに相談することです。(あれ?いつもと違う?思ったらでもいいです。)
まずは地域包括支援センターへ。家族内だと解決策が絶対に見えてきません。断言します。無理です。行ってください。

なぜ早めの相談からというと介護費用が発生する時期は思いがけずやってきます。
認知症なら前兆はあると思います。主に認知症には四つあります。
脳梗塞、物忘れや感情失禁(急に泣き出す、怒り出すなど)、急激な変化で呂律が回らないなどの目にみえる障害、ガクッと変化が大きく見えるのが血管性認知症。(変化が大きいですが、早めに血管の通りが良くなれば回復も早いです)
物忘れや見当識障害(場所や時間がはっきりしなくなる障害)脳萎縮によるアルツハイマー型認知症。(以後ゆっくりゆっくり不可逆的に進行して行くタイプ)
幻視や幻聴が出てくるレビー小体型認知症。
人格変化、異常行動が見られる前頭側頭型認知症。

そうでなくて、思いがけず入退院からの介護など必要になった時もあります。
それに対して介護保険がどれだけ早く利用できるかで費用も変わると思います。また早期から考えることで使える費用(親の貯金)から計画的に考えられるからです。(※子供が出すと必ず揉めます)
(あと親の相続などはなども普段から話し合ってたほうがいい&いつでも把握できる環境もあればgood)
受けれる介護サービスは様々ありますが、今回書きません。
申請しないと受けられないのは覚えてほしいです。

①介護保険の適応額を決めるのは要介護認定によって決まります。
要支援〜要介護1〜5までの6段階あります。
(介護度認定も年々で利用者が増えているため、その年々で改悪されたりと政府の対応も大変かと思いますが現場も大変です。)
介護度が高いとその分費用が安く済みます。原則一年で更新手続きをしますが、状況変化が大きい場合は3ヶ月で更新もあります。
申請して1〜2ヶ月かかります。
介護度の保険適応額を超えていい施設に入居することも可能です。

②自己負担割合は受ける本人の合計所得で決まります。
介護保険被保険者自身の合計所得が年160万円以下、あるいは住民税非課税か生活保護を受けている場合の負担割合は1割です。一方で、単身世帯で合計所得が年280万円以上、2人以上世帯で年346万円以上の場合は2割、単身世帯で年340万円以上、2人以上世帯で年463万円以上の場合は3割負担になります。
介護保険の被保険者は、65 歳以上の方(第1号被保険者)と、40 歳から 64 歳までの医療保険加入者(第 2号被保険者)に分けられます。 第1号被保険者は、原因を問わずに要介護認定または要支援認定を 受けたときに介護サービスを受けることができます。また、第2号被保険者は、加齢に伴う疾病(特 定疾病※)が原因で要介護(要支援)認定を受けたときに介護サービスを受けることができます。
介護保険の保険者とは、市町村と特別区 ( 広域連合を設置している場合は広域連合 ) になります。 介護保険者は、介護サービス費用の9割 (8割 ) を給付するとともに、第1号被保険者の保険料を徴 収し、介護保険財政を運営しています。財源は公費5割、保険料5割 ( 現在、第1号保険料 22%、第2 号保険料 28%) とされています。

費用に関して使える額が少し見えてくると思います。その範囲の中で本人の希望を擦り合わせていくことが本当に大事です。しかし、本人と家族の希望通りに行くこと難しいかもしれません。頑張りましょ。勝手に応援しています。

しかしながらここまで読んで正直わかりませんよね。
難しい言葉は多いので相談員に聞いたほうが解決は早いと思いますのでまずは相談を。
相談するにもまずは親の状態を把握しておくことが本当は最も大事で、親子関係大切にしてますか?飲んでる薬知ってますか?好きな音楽知ってますか?
そんな自分はというと親を大切にしてないな〜と思いながら書いています。
もし母親が介護必要になったら、少なくとも松田聖子の曲を一緒に歌えるように覚えておこうと思いました。

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