8月15日(火）youtube動画UPしました。「決算プレーは今日まで。明日以降はテーマ株物色の流れか。夏枯れ相場か、サマーラリーか。日経平均株価の25日線が上値抵抗線。決算通過後、不気味なグロース株が・・・

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≪相場概況≫

15日の日経平均株価は反発し178円高の32238円で引けた。
前日の米株式市場で画像処理半導体のエヌビディアなど半導体関連やハイテク株が上昇した流れを受け、東京市場では東エレクやアドテストなど日経平均への寄与度が大きい半導体関連株が買われた。
日経平均の上げ幅は朝方に340円を超える場面があった。
円相場が1ドル=145円台半ばまで下落し、トヨタなど輸出関連株の買いを誘った。一方、高値圏では戻り待ちの売りが出て、日経平均は上げ幅を縮小した。東証プライムの売買代金は概算で3.0兆円。

内閣府が朝に発表した2023年4～6月期GDPは前期比6.0%増と市場予想を上回った。市場では国内株の一定の支えになったとの声が聞かれたが、個人消費の弱含みなども意識され、相場を大きく押し上げるにはやや力不足だった。

市場では「前場で発表された中国の経済指標はふるわなかったものの、寄り前に発表されたＧＤＰ１次速報が想定以上に良かった点の方を市場は好感しているのではないか」との声が聞かれた。

日経平均は朝高後、伸び悩んだ。中国国家統計局が午前に発表した7月の主な経済統計がさえない内容で、マンション建設など不動産開発投資の落ち込みも続いている。住宅設備関連のLIXILやTOTOなどが下げた。

9983ファストリや6762TDK、コナミG、NTTデータが上げた。
一方、6367ダイキン、4324電通グループ、2413エムスリーや7762シチズンの下げも目立った。

日経平均は5日線32270円を終値で下回った。
目先は25日線32494円が上値抵抗線に意識される。
　
新興株式市場は、マザーズ指数は３日続落し、約２カ月半ぶりの安値となった。「日米の長期金利の上昇基調がグロース株の逆風になる構図が継続した」という。5586Laboro.AIはストップ高。2160ジーエヌアイや9522リニューアブル・ジャパンなどはしっかり。
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