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『ガチ』は若者言葉か?

最近「ガチ」という言葉を耳にする機会が、(さらに)増えたような気がしませんか?
「ガチ」は「本気で」「真剣に」「本当に」などの意味ですが、語源は相撲(など)の「ガチンコ(勝負)」から来ているという説が有力なようです。

いらすとや

「ガチンコ」とは、力士同士が「ガチン」と激しくぶつかる音から来ているとのこと。
大相撲では、最後まで全力を出さずある程度勝負が見えたところで力を抜くこともありますし、時に「八百長」もあるわけですが、これに対し「本気」の勝負が「ガチンコ」なわけですね。
「ガチンコ」が「ガチ」と短縮されてよく耳にするようになったのは、20世紀の終わり頃からでしょうか…。
主に若者に使われてきましたが、ここ10年前後で完全に市民権を得たように思います。
「ガチ 若者言葉」で検索すると、たくさんのサイトがヒットしますし、年配の人は自分では使わなくても、意味は分かる人が多いのではないでしょうか。

最近では「ガチ中華」という言葉もありますね。

「町中華」が日本人の口に合うように本場の味とは違う料理になっているのに対し、「ガチ中華」は中国本場の料理を出すお店、またはその料理のことです。
埼玉・西川口や東京・池袋など、最近中国人によるお店が増えている地区で食べられるということで、いろんなメディアで取り上げられています。
当noteの筆者は以前北京に住んでいたことがあるので、ガチ中華も食べに行きたいと思っているのですが、まだ機会がありません。
近く食べに行きたいと思っています。

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