自民党の裏金問題への怒りを可視化した

17日午後、中野駅北口で、自民党によるパーティー売り上げのキックバック、裏金の問題についての抗議行動をしました。

しかし、この問題、抗議したい! 怒りたい! ふざけるな! と思っても登場人物は多く(自民党の人たち盛りだくさん)、政治資金規正法のことがよく分からない、と、事件のあらましを言葉にして言うのがむずかしい!

でも、私たち庶民はたとえば「コンビニで100円払ってコーヒーを買うそぶりを見せながら、150円のカフェラテ買った」だけでも逮捕されたり、税金だってちょっと払わないと督促状がきたり、それを見逃してると、アッという間に貯金差し押さえになる。そろそろ確定申告の時期だけど、10円、1円まできっちり計算しないとならない。もちろんレシートは必須。

なのに、どうして、「自民党の政治家」ってだけで、4000万円以下なら、まぁ、いいか、領収書?いらないし。キックバック?まぁしててもね。税金?う~ん、払わないでもねぇ~~。なんて、あやふやなの? しかもほんとうに4000万以下かどうかもわかりゃしない。

そんなのおかしい! みんなおかしいと思ってて、検察がんばれ→→検察しっかりしろ→→税金払わないぞ と、怒ってる。

でも、だけど、それを路上でどう説明したらいいか分からない。。。ということで、今回は「それに関する新聞などの記事を朗読する」にした。朗読するなら、詳しく話せる。だって記事だもん。ちゃんと正しく書いてある。記事の言葉をお借りすることにした。

最初は私と友達ふたりだけでやろう!と計画し、でも、トラメガないと声が聞こえないよね、どうしよう? 買う? とか言いながら、でも、どれ買えばいいか分からないし(ああ、何もかも分からない)、お金ないしw そもそも間に合わない。それで、いつも市民運動をする方に聞いてみたら、快く貸してくれるという。しかも、持ってきて、参加してくれるという。感激!

さらに別の友達や、ツイッターで見知らぬ方が「行きますよ」と言ってくれたり。よっしゃあああ!と思って中野駅に向かった。向かいながら、あ、シール投票やろうかな?と思った。そうそう、前に、国葬のときにもやった。

これをまた、やることにして、あわててダイソーで、厚紙とマジックとシールを購入。330円。

そして駅に行くと、トラメガの方やら、なんとポリタスTVで私と並んでMCを務める水野優望さんも来てくれていて、じゃ、シール投票お任せしていいですか?とお願いしちゃう。快く引き受けてくれる。

そして、いざ、新聞朗読スタート。最初は印刷してきた記事などを読んで、マイク回そうとするのに、友達らは意外と、いやいや、いいよ、と言う。むむむ。そうなんだよね、人通りの多い中野駅前、そこでマイク持っていきなり話すって、たしかにハードル高い。私だつて前はぜったい無理~~~って思った。

でも、しばらくしたら、友達や、訪ねてきてくれた人が、やる、と言ってマイクを持った。さらにさらに、見知らぬ方がたくさんの温かい飲み物(ペットボトル)を持つて来てくれて「私はやれないから、やってくれて、ありがとうございます」と、差し入れしてくれた。うれしい。

あとから聞いたら、いろんな人が、やってくれて、ありがとう、って言ってくれていたらしい。うれしい。

てか、みんな怒ってるんだ!

さらに、見知らぬおじさんが来て、「えらいねええ」と言って「寄付したい」というので、いやいや寄付は能登へ~~と言ったら、「あ、そだね」と意外と瞬時にカバンのファスナーを閉めたww

そんな感じで1時間、私たちは怒りを朗読で表した。来てくれた友達が「山梨の駅前で、沖縄のことを本を朗読して伝える沖縄朗読デモというのをやってた」というので、自分たちの言葉で伝えきれないこと、そうやって朗読という形で表すって、あり!なんだと思う。

言葉をたくさん持っていて、十分に伝える力がある人だけが声をあげられる、んじゃなくて、言葉がなくても、声をあげたい。だってそれが民主主義だよね。



バナーを持つだけだって十分なんだよね!

怒りを可視化しよう!


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