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社会的処方は誰のためか?自己陶酔していた自分に喝

こんにちは。とある病棟でパート看護師をしている花です。

今日は、題名にもあるように、社会的処方は誰のためか、について自戒をこめて書きます。

なぜ自戒?という疑問に対しては、まず私について紹介させてください。

私は40代ブランクナース向けのサイト「flanc blanc」を運営しています。その中で、「地域の中でコミュニケーションから生まれる看護はクリエイティブだ!」という記事を書いたことがあります。

一方向からのケアではなくて・・・

ケアをする矢印の方向がごちゃまぜなイメージが、クリエイティブだなあということを書いています。

その例として「暮らしの保健室」「コミュニティナース」を挙げているのですが・・・。

そんな記事を書いた過去の私に、喝をいれたいのです。

なぜなら、クリエイティブな看護にこだわっている当時の私は、だれのためでもなく、「自分のための看護」を追い求めているからです。

自戒のためにも、この恥ずかしい記事は残しておく予定です。存分に笑ってください。

社会的処方は、私のやりたい看護を満たすためのものではないのです。

社会的処方の本の中で

いつか、「はじまりの婦人」の笑顔が見られるように。

社会的処方 著 西智弘

という一文があります。

西先生が、社会的処方のしくみを学ぼう広げよう、と思ったきっかけは、その「はじまりの婦人」がきっかけだっと書かれています。

必要としている人のため。

その思いが私には欠けていました。
なんか素敵な活動、そんな活動をはじめようとしている私も素敵かも。
そんな自己陶酔があった2023年2月ごろ。

それから約1年。

看護師として働く意識・社会的処方に対する意識が変わっていきます。

【看護師としての意識】
クリエイティブな看護とかどうでもよくて、目の前の患者さんの状態をちゃんとアセスメントして、苦痛を緩和したい。

【社会的処方への意識】
目の前の人と、対話を通して必要なものを「処方」し、その人がしなやかに生きていける状態にしたい。

ブログを始めたころは、これまた自分のためだけに記事を書いていたんですよね。

それでは誰の役にも立たないし、必要とされない。と気づいて、目に見えない読者の方に思いを馳せながら変化していった「flanc blanc」。

過去の考えに、喝!
そう思うのは成長した証ということでしょうか。

1年後は、「思い」を「実践」にうつしているように、日々勉強と行動を続けていこう。







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