地域の人々とお互いにケアしあえる場所をつくるための活動記録。都内住まいの40代病棟パー…

地域の人々とお互いにケアしあえる場所をつくるための活動記録。都内住まいの40代病棟パート看護師。2児のママ。呼吸療法認定士1年生。

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夢想で終わらせない。理想への1ミリの1歩をもっと大切に肯定しよう

こんにちは。東京のとある病棟でパート看護師をしている花といいます。 今日は、夢想で終わらせないための小さな歩みを、自分を励ますつもりで書きます。 私は 地域の人々がお互いにケアしあえる場所つくり このビジョンを掲げ、何をしたらいいか模索しています。 1ミリ踏み出すために始めたこと今私は「社会的処方」を読んでいます。 この中で、湯浅誠さんの「こども食堂」に対する思いを語った「1ミリを進める」という文章の抜粋が書かれています。 私も、1ミリを軽視していたり、もっと大

    • 【社会的処方研究所に入る理由】人見知りで口下手で病棟看護師の私には社会的処方の活動はむりかもと凹んだから

      こんにちは、東京のとある病棟でパート看護師をしている花といいます。 今日は、私の性格や立場が、そもそも社会的処方の活動に向いているのか?という、根本的なことについて考えてみたら、どんどん気持ちが凹んで、結果、社会的処方研究所に入ることがベストだ!と思い至った過程を書きます。 今私は「社会的処方」を読んでいます。 社会的処方のキーワードは「地域の人々とのつながり」です。 社会的処方の活動に惹かれ、ワクワクし、コロナ渦を経たことで特に今の時代に必要なものだと感じているので

      • 【社会的処方例からの気づき】病棟で行う禁煙指導が柔軟になる可能性

        こんにちは。東京のとある病棟でパート看護師をしている花といいます。 今日は、入院患者さんに実際に行った「禁煙指導」の場面と社会的処方例を比べ、禁煙指導の概念が広がることに気づいたことを書きます。 一方通行の禁煙指導禁煙の重要性を説明 細菌感染によるCOPD憎悪で入院された患者さん。下町のおばちゃん風のガハハハッと笑う方で、毎日30本のたばこを吸うヘビースモーカーでした。 当然のごとく、医療者の私たちは、禁煙について話をするのです。 下町のおばちゃん風のガハハハッと笑

        • 社会的処方は誰のためか?自己陶酔していた自分に喝

          こんにちは。とある病棟でパート看護師をしている花です。 今日は、題名にもあるように、社会的処方は誰のためか、について自戒をこめて書きます。 なぜ自戒?という疑問に対しては、まず私について紹介させてください。 私は40代ブランクナース向けのサイト「flanc blanc」を運営しています。その中で、「地域の中でコミュニケーションから生まれる看護はクリエイティブだ!」という記事を書いたことがあります。 一方向からのケアではなくて・・・ ケアをする矢印の方向がごちゃまぜな

        夢想で終わらせない。理想への1ミリの1歩をもっと大切に肯定しよう

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          社会的処方に興味をもったきっかけ

          とある病棟でパート看護師をしている、花といいます。 今日は、社会的処方に興味をもったきっかけの1つを書きます。 端的に言うと 「入院患者さんとの関わりでモヤモヤした解決の糸口が、社会的処方にあるかも!」 と、ビビビ(古い?死語?)と感じたからです。 コロナ渦真っ最中、高齢で心不全の方が入院していました。 独居で、お裁縫がとても得意な方でした。仮の名前を、魔法の手のおばあ様、としましょう。 魔法の手のおばあ様は、入院時にはお裁縫セットを持参して、入院生活中、せっせとお裁

          社会的処方に興味をもったきっかけ