うんこまみれになること

 最初のnoteがこのタイトルでいいのかという疑問があるが、たまたま始めたのがこの文章であるというだけで、特に意味がない。

 以前から文章を書くことは好きであるが、様々なSNSを更新していて、時間をかけて文章を書く余裕がないことや文章を猛烈に書きたいという衝動に駆り立てられるときから全く文章に触れたくないというときまで気分の変化が大きいことから、noteを始めるまでには至らなかった。

 だから、このように始めたのもなんとなくであり、更新もなんとなくであろう。本題に移るが、今日僕はうんこまみれになった。まぎれもなくうんこをかけられた。うんこをかけられるということは即ち人間としての尊厳を失うということである。しかしそれでもうんこをかけられることが起こり得るこの仕事をしなければならない。なぜなら、うんこから得られる情報は決して少なくないからである。

 うんこといっても人間の糞ではなく、牛の糞である。普通の牛糞であれば少し離れたところにいればそうそう跳ね返って自分に降り注ぐことはない。しかし、今日当たったうんこは、ビチクソ下痢便であった。牛の糞が下痢便ということは、えさのバランスがおかしいということである。普通のえさよりもエネルギー濃度の高い濃厚飼料が多く、胃の消化能力が追い付いていない証拠になっている。それもそうである。二郎系のラーメンをよく豚の餌と揶揄するが、あんな脂っこいものを食べたら十分に消化されないのは明らかである。

 下痢便は、自分の耳には痛い言葉である。過敏性腸症候群を患っていて完治はまだしていない。いつ治るかわからないこの病気とうまく付き合っていくには、色々食生活から改善していかないといけない。ゆっくりたくさん噛み、バランスよい食事をする必要がある。つまり、牛も人間も同じである。

 今日も、うんこまみれになりながら、人間としての尊厳を失い、牛に寄り添う仕事をしている。

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