はっちー

小さな小さな針がある。

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    小説第二弾

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うんこまみれになること

 最初のnoteがこのタイトルでいいのかという疑問があるが、たまたま始めたのがこの文章であるというだけで、特に意味がない。  以前から文章を書くことは好きであるが、様々なSNSを更新していて、時間をかけて文章を書く余裕がないことや文章を猛烈に書きたいという衝動に駆り立てられるときから全く文章に触れたくないというときまで気分の変化が大きいことから、noteを始めるまでには至らなかった。  だから、このように始めたのもなんとなくであり、更新もなんとなくであろう。本題に移るが、

    • なぜ喜多郁代はこんなにも可愛いのか

      僕は喜多郁代が好きだ。これを読んでいる読者の中にもたくさん同志がいるはずだ。今までたくさんのアニメを観てきてその度に「推しキャラ」(死語を使うなら、「俺の嫁」)が増えていったが、喜多郁代はこの中でも群を抜いている。なぜ喜多郁代がこんなにも可愛く、魅力的なのか考えていきたい。 そもそもぼっち・ざ・ろっく!のキャラはみんな魅力的そう、まずぼっち・ざ・ろっく!のキャラはみんな魅力的である。これはおそらく作者はまじあき先生の感性によるものであると思われるが、漫画のキャラなのにもかか

      • S氏への陳謝

        今でこそ、いくつかの趣味に没頭し、家で作業をしたり、外に出かけたり、幾分か充実した生活をしている。アクティヴに休日を過ごすことで、仕事とプライベートにメリハリが生じ、精神衛生上とても良い効果が生まれていると思っている。 しかし、自分を振り返ってみると、そんな充実した生活とは無縁な時代がかなり長く続いた。 当時、僕は浪人生から解放され、無事大学生になれた。これから大学生を謳歌できると心待ちにしていたが、それとは裏腹に、受験勉強から解放されたこと、第一志望に合格できなかったこと

        • 脱監獄社会

          ミシェル・フーコーが書いた『監獄の誕生』という本をご存知であろうか? 近代において、監獄とは収容者を規格化し、社会に適応する者へと矯正する装置である。規格からはずれた者は、異常なものとして社会から排除、監禁、矯正されるため、人々はみな規律を守ろうとするわけである。それは何も刑務所だけでなく、学校、工場、病院など様々な施設が対象である。 今まではこのように、規格から外れた人(法律を侵した人、学問修得していない人、お金のない人、病気になった人etc.)はそれぞれの施設に追いやら

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        うんこまみれになること

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        記事

          インフルと女と死

          インフルエンザに罹り、ベッドで目を瞑り、混沌とした夢の中で、様々な事象が混じる。 一つ目は、芦原妃名子氏の自死。 二つ目は、ちょうど読んでいた平野啓一郎『マチネの終わりに』。 三つ目は、知り合いのスノーモービル事故。 これらがごちゃまぜになった結果、「女」と「死」というテーマが脳裡に浮かんできた。 まず、女について。 一つ目については、(これをジェンダー論に持ち込むことはナンセンスであることは承知しつつ、あえてぶっきらぼうに言うと)断面的に見れば、女同士の権力争いである。

          インフルと女と死

          今年の目標20連ガチャ

          1.ハーフマラソンで1時間45分を切る 2.1年で800km走る 3.体重60kg切る 4.彼女つくる 5.ラジオ暗渠1年間続ける 6.ギターで結束バンドの曲を弾けるようになる 7.エフェクターボードを作成する 8.安いベース買う 9.DTM環境を整える 10.電源ユニットを換装する 11.キャンプに10回行く 12.農業簿記1級を受ける 13.noteを20回書く 14.本を30冊読む 15.図書館に5回通う 16.マイレージで航空券を買う 17.国内旅行をする(岩手or石

          今年の目標20連ガチャ

          道標

          道東自動車道を西進し、十勝清水ICを過ぎたあたりで雪が降ってきた。この時期になると、日が沈むのが早い。15時台だというのに日が傾いている。雪ではっきりとは見えないが、目の前に日高山脈が仁王立ちしているのがわかる。今からこの立ちはだかる山脈を越えなければならない。昔の人は命懸けでこの山を越えたのだろうか。高速道路で山を突っ切るなんて、なんと便利な時代か。 夜の高速道路が好きだ。ついつい懐メロを流して人生について考えたくなる。ちょうど、宇多田ヒカルの『time will tel

          ペットの「同伴搭乗」問題から考える批判論

          令和6年1月2日に起きた日本航空516便衝突炎上事故に関連して、ペットの「同伴搭乗」についての議論が交わされている。件の事故で2匹のペットが助からなかった。 ペットを貨物扱いにしており、この事故だけでなく熱中症などで死亡するケースもあるということで、ペットの同伴搭乗を求める声が大きくなっている。 しかし、現在同伴サービスを行っているスターフライヤーにおいても、緊急時にペットを持ち出すことはできないと明記されており、このような事故があった際には助けることはできない。 こう

          ペットの「同伴搭乗」問題から考える批判論

          難しい本を読め!

          読書が好きではない人にとっては、そんなことは無理だと思うだろう。 「簡単な本ですら億劫なのに……」 僕はいろいろな本を読むが、最近かなり難しい本を手にとってしまい、なかなかページが進まない。途中で放り出して別の本を読んでしまうのは許せないと思う質なので、なお読書のペースが減ってしまっている。 こういう状況を何度経験しても難しい本を手にとってしまう。難しいので読後に理解した内容は1%にも満たないと思う。本を読む目的が知識や教養の醸成だと思っている人が大半であるに違いないが、

          難しい本を読め!

          全てを記録したい

          スマホが普及して、いろいろなことをアプリに記録できるようになってきた。 歩数、場所、食べたもの、体重などあらゆるものが記録され、過去のデータが数値化されるようになった。 僕が使用しているものでは、iPhone固有のヘルスケア、Nike Run Club、Swarm、YAMAP、読書メーターが主なものである。 自分のしたこと、自分の状態を記録し、客観的なデータとして見える化されることで、向上心が芽ばえ、更なるモチベーションの向上につながる。それは人生を彩りあるものとして着飾るた

          全てを記録したい

          一極集中は効率的か

          人口増加している都道府県は、東京都と沖縄県しかない。 特に東京都は3年で5万人増加しており、1年ごとにちょっとした町が新たにできている感覚である。 このような一極集中の傾向は今後も見られるであろうが、一極集中によって経済がより効率的になり、人々に幸福をもたらすのであろうか? もちろん東京に住めば、仕事はたくさんあるし、美味しい店もたくさんある。魅力的な人もたくさんいれば、楽しい娯楽もたくさんある。 一方で、毎日満員電車に乗らないといけないし、行列に並ばないといけない。

          一極集中は効率的か

          真面目にうんこについて語る

          今まで私のnoteで、うんこについてたくさん記事を書いてきた。  うんこを題材にすることで、日々の出来事をネタ記事として消化してきた。しかし、ネタ記事として消化してしまったが故、「牛のうんこ」が何たるかをこれまで全く述べずにきてしまった。今回は、原点に立ち返り、真面目にうんこについて述べてみることにする。 うんことは未消化物の塊 酪農産業は、端的に言えば牛にエサを給与することで生乳を作り出す産業である。産業である以上、生産性を最大化することが目的であるため、酪農産業の場合

          真面目にうんこについて語る

          「分げつ」か「分けつ」か

          「分蘖」という言葉がある。「イネ科作物が茎から枝分かれすること」を指す言葉である。農業に精通していない人にとっては聞き馴染みのない言葉であろう。これは、「ぶんげつ」と「ぶんけつ」の2種類の読み方を聞くことができる。 では、どちらが正しい読み方なのであろうか。様々な文献から確認してみることにする。 ①Wikipediaによると、 とあり、Wikipediaでは「分けつ」の立場をとっている。しかし、文中にあるように、「蘖」は「げつ」と読み、「けつ」と読むことはない。 ②国

          「分げつ」か「分けつ」か

          昆虫食と食糧問題

          昆虫食は逃げの一手最近、昆虫食という言葉をよく聞く。どうやら政府は昆虫食を流行らせたいらしい。”SDGs”と大仰な意義を冠して国民に昆虫食を食べることを煽っている。有史以降、メインストリームとなったことのない昆虫食を推進しているのは、まさに食糧問題に対する「逃げの一手」でしかなく、根本的な解決につながるものではない。 もちろん、昆虫食にもメリットはある。食肉に比べ環境負荷が少なく、飼料効率も良い。現に迫ってきている飢餓問題に対応するためには必要なことでもある。 しかし、現

          昆虫食と食糧問題

          部活を辞めるという選択肢を当時の僕は知らなかった

          中学からバスケをやっていたから、高校でもその延長線でバスケ部に入ることにした。運動は苦手な方だから、別のスポーツはやる気になれないし、新たなことを始めるにも勇気がなかった。 バスケ部は、夏休み前に大会があり、そこで負ける3年生の先輩は引退となる。そして、2年生が新たにチームの中心となる。 高一の僕は、大会後に病気になり1ヶ月くらい部活ができなかった。その間、チームの雰囲気は変わってしまい、僕が戻る頃には居場所はなかった。それでも頑張って食らいついていった。 僕の高校は進

          部活を辞めるという選択肢を当時の僕は知らなかった

          思い出を成仏させてくれ

          当時付き合っていた彼女にフラれてそろそろ一年が経つ。 「別れてください。お願いします。」 そう言われて、渋々別れるしかなかった。 それから、忘れるために、マッチングアプリをやったり、知人の紹介でデートしたりしてきた。でもどれもうまくいかなった。 それだけならまだよかった。一人の趣味はあるから暇はつぶせる。それで誤魔化し誤魔化し、心の穴を埋めている風の振る舞いはできた。 しかし、今月に入って、同じ会合に来ることが発覚した。最初はまた会えるのかという純粋に嬉しい気持ちになった

          思い出を成仏させてくれ