TOEFL iBTリスニングで28点を取得した勉強法

こんにちは!

今回はTOEFL iBTのリスニングで28点を取得した勉強法についてご紹介します。

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今回の記事
・TOEFLのリスニング内容
・解く際に意識していること
・使った参考書と勉強法
・TOEFLのリスニングのコツ

TOEFLのリスニングについて

TOEFLのリスニングは大きく分けて

1. 生徒と大学の教員等の会話(C;会話問題)2題(1題5問)
2. 教授の講義(L;講義問題)3題(1題6問)
から構成されています。(以降CとLで省略)

出題方法は(C+L)→(C+L+L)あるいは(C+L+L)→(C+L)となっていて全部で28問となっています。その他リーディングと同様にダミー問題がありその場合(C+L)のセットが追加されます。

リスニングを解く際に意識した事

・まずは全体の内容を把握できる様にする

最初にTOEFLを勉強して感じたことは、これって聞き取れるのだろうか、問題を解く事は出来るのだろうかという事でした。

そこでまずは細部を聞き取る事が問題を解く上で優先度が高いのか考えてみました。

するとTOEFLではどちらかというと細かさより全体の内容を大まかに把握出来ているかという事を問題にしている事がわかりました。そこでリスニング問題を解く上で、まずは1文字1文字全てを聞き取る意識ではなく、問題傾向の高い箇所に特に集中しつつ全体像を理解するということに努めました。この問題になる場所というのは後ほど述べます。

・それが出来たら細部への意識を高める

リスニングを沢山聞いていくと、耳が慣れた事や問題に慣れた事もあり全体像の把握が出来る様になってきます。おそらくこのレベルが私的には25点ほどではないかと考えています。

ここまできたら次は、その正確性と細部の意識を高めていきます。1文字1文字への意識を高めるという事と問題になりそうな箇所の細部への意識を高めます。

この様な練習を積んでいくとよりクリアに英文が聞こえる様になり、高得点に繋がります。

・メモをするかは人それぞれ

メモをするのかどうかという事ですが人それぞれだと思います。なのでどちらの方が集中できるかで決めるとよろしいと思います。

私の場合は基本的には、集中して聞き、細部ではメモをとるという意識でやっていました。

・目をつぶる

私はリスニングをする際、聞くのに集中するときは目をつぶっていました。

そしてメモをとる時にだけ目を開けて書いていました。

リスニングの問題になりやすい箇所

①会話問題

・何故生徒は教授の所に来たのか・問題提起(問1)

この問題は問1で聞かれやすいです。問題文としてはWhy does the man go to see the womanの様な感じです。

この問題の答えはリスニング中に必ずヒントが隠されています。

・What can I help you?
・About the ~(〜についてなんだけど)
・The reason I came by is
などリスニングが始まった最初の方に、必ず教授が生徒にどうした?と聞くか生徒が教授に〜の事なんだけどと質問しています。

なので最初の最初に問題が来るとわかっているので、ここで集中しようということになります。

・生徒の問題は何故起きたのか

次に、生徒の問題が何故起きたのかという事も聞かれます。

例えば、生徒が「先生、来週までのレポートもう少し伸ばしていただけませんか?来週、〜にリサーチに行けることになったのでその結果もレポートに入れたくて、、」の様に話が展開していきます。

この「来週、〜にリサーチに行けることになったので、、、」の部分が理由として問題になりやすいのです。

またこれ以降、この問題となった経緯を深掘りしていく形式も多いのでここまでは集中して聞きましょう。

・生徒の問題に対する教授の意見

次に教授の意見が問われます。例えば先ほどの例では生徒がレポートの提出期限を伸ばして欲しいとお願いしました。

それに対して次に先生は自分の意見を述べます。

例えば「なるほど。そうしてあげたい所だが、そうすると他の生徒にとって不都合になるかもしれないな」などです。

この部分が問われる事があり、この場合は直接的に聞かれる事もありますがどちらかというと先生が生徒の提案に対して賛成か反対かどうかを問われます。

・最後に教授が生徒に対する提案(問4or5)

リスニングの最後には教授が、代替案を提案してきます。

先ほどの例では最後に教授が「ではレポートの提出期限を伸ばしてあげるから、ファーストドラフト(下書き)を水曜までに出してください」と提案してきます。

この部分が問題では問われて問題文は

・What does the man offer to do for the student?
・What will the student do until Wednesday?
となります。この場面はリスニングの最後の最後に出てくるのでそこも意識的に集中して聞きます。

・(もう一度聞いて)何故、生徒・教授はこういったでしょう?(問5)

最後の問題として頻出なのは、一見トピックでは重要でない会話は何故行われたでしょうという問題です。

ここで聞かれやすいのは少し直接的でない言い方がどの様な感情を含んでいますか?という聞かれ方をします。

Listen again to part of the conversation. Then answer the question. Why does the student say this?
となります。この問題はTOEFLの問題に慣れてくると、こちら側が「え?今なんでそれいう必要あった?」という場面が1箇所ある事が段々とわかる様になってきます。

生徒もしくは先生が間接的な言い方で、意見を表してるところが聞かれますので問題を解くたびにどこが聞かれたかを意識する事が大事です。

・その他

他のタイプとしては、生徒が友達の名前を出して何故、友達の名前を述べたかなどが聞かれます。

②講義問題

・講義の内容(問1)

最初に聞かれるのは講義の内容についてです。これも会話問題と同様に最初に聞かれるため、その点は集中していきます。

・Today, I’d like to ~
・Last time, we ~. So, I want to talk about ~
と多くのケースは今日は〜について話します。などしっかりと講義の内容について話してくれます。この部分が答えになりますので必ず聞き取れる様にします。

・専門用語の定義

次にTOEFLは大学の講義をテーマとしていますから、トピックごとに専門用語が出てくる事があります。

教授は専門用語とその定義をセットにして説明しますから、専門用語が出てきたら専門用語を聞き取るよというより、その定義に集中しましょう。これにより専門用語が万が一聞き取れなくても焦る事なく、定義に集中する意識を持てます。

・講義の中で出てくる例について

教授が講義の中で難しいコンセプトを説明するために分かりやすい例を使う事があります。

その例を使って何を説明していましたか?と聞かれます。例えば下の様な感じ

・Why does the professor mention books and a map?
この問題が出ることを頭に入れておくことで、教授が例をあげたときに集中して聞く事ができます。

・最後の結論

講義の最後には、教授がこれから先トピックがどの様に変わっていくかを話します。本当に最後のまとめの様な感じで喋るのでそこもしっかりと集中して聞く事が大事です。

例えば講義の内容が、最近出てきたある技術Aだとしましょう。すると教授はその技術の問題点などをあげていく事があります。

そして講義の終盤に、近い将来新しい技術であるBが出てきます。BはAよりも性能が高く、また試験段階は終わっています。なのでこれからはBが活躍するでしょう。などと述べます。

すると問題は、教授は技術Bに対してどの様な意見を持っているか?の様になるわけです。

・生徒の質問に対する教授の意見(問6)

講義では度々生徒が疑問に思ったことを先生に投げかけます。それに対する教授の意見や生徒が質問した時の生徒側の心情が問題になります。

ですので、生徒が質問した時も集中して聞きましょう。特にイントネーションや抑揚に感情というのは含まれますので意識します。

おわりに

いかがだったでしょうか。今回は私のTOEFLのリスニング勉強法についてご紹介しました。

ポイントになるのはTOEFLの問題形式をしっかりと頭に入れた上でリスニングに取り組むという事です。TOEFLは4時間と長い試験ですので、試験中にいかに楽をするかも大切でありその上で、問題形式を知っているというのはアドバンテージになります。

復習の際も間違えた場合、どの問題のタイプに当てはまるかを確認しながら行うとより効果が早く現れます!

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