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前髪を切るべきか、切らざるべきか。それは大問題だ【2022/08/04】

愛読(毒)している読売新聞の発言小町を紹介するコーナーに、シースルーバング却下された というトピックスがあった。

「シースルーバング」って何? ミドルの私の思考はそこで止まってしまった。ネットで検索してみたら、いた前髪スタイルのことらしい。そういえば最近、街中でよく見かけるなあ。韓国発祥で、若い人たちの間で人気だそうだ。

トピックスを投稿した女性は50代前半。行きつけの美容院で「シースルバング」にしたいとオーダーしたところ、「それは若い人の髪型で、大人の人の髪型じゃないですよ」と却下された。

投稿から1週間ほどの間に、約50件のレス(返信)があった。「単なる薄毛に見えるからやめたほうがいい」「中高年には似合わないヘアスタイルだと、率直に言う美容師は誠実」「自分がやりたい髪型を貫けばいい」など、さまざま。

髪型は似合う方がいいのか、したいスタイルを優先すべきなのか。特に前髪の扱いは、とても悩ましい。

ドラマで中高年の女優が回想シーンで若い頃を演じると、決まって前髪を下ろす。「前髪あり」が若作りに見せるこつなのだが、前髪は作らないと心に決めている。

数年前から私の髪型は、前髪をあごぐらいまで伸ばし、サイドに流している。いわゆるワンレングスである。

大げさではなく、ここまで来るのに苦節10年はかかった。元々、額が狭く、前髪が伸びるのが早かった。直毛なので目に入って鬱陶しかった。しかし、前髪を伸ばしている途中でもっと鬱陶しくなり、切ってしまう。切っては伸ばし、伸ばしては切るということを繰り返した。煩わしさに打ち克ってやっと到達したワンレングス。この先、ミドルにも「前髪あり」のヘアスタイルが流行したとしても、若作りに有効だとしても、絶対に手放したくない。

ある女性誌のWebマガジンに「前髪あり」[前髪なし」の診断テストがあったので、試してみたら、「長め前髪」×「外ハネミディアム」をおすすめされた。まあ、今の髪型とほぼ同じ。結局のところ、自分に似合う髪型がいいなと思うようになるのではないだろうか。

*すてきな画像は、みんなのフォトギャラリーからhoshimiwaka46さんの作品をお借りしました。ありがとうございました。

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