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2021/05/25 緊張と弛緩の初の真夏日

日射しが「暑いな」と感じたら、体感として夏到来である。この日、都内では30度を超え、初の真夏日を観測した。このまま晴れが続くと、やはり梅雨入りは平年通り、6月上旬になるのだろうか。

この日は、とある情報を巡って、朝から落ち着かなかった。結果次第では、自分の日常が一変してしまうかもしれない。結果が出るのは18~19時。ああでもなく、こうでもなく、考えても仕方ないと思いつつ、やはり考えてあぐねてしまう。

今の私たちは綱渡りのロープの上を歩かされているようなものだ。少しでもバランスを崩せば、奈落の底へと落ちていく不安を、終始抱えている。

他人との距離を気にせず話せて、マスクをしないで深呼吸できる。そんなかつての日常は、本当に戻るのだろうか。いやいや、きっと戻ってくるはずだ。そんな問答を、気がつけばいつも心の中で繰り返している。

朝からの懸念は、結論からいうと、事なきを得た。緊張が弛緩に変わり、無性に落語が聴きたくなった。熊さん、ハッつぁん、若旦那…。クスッとして、ホロリとして、肩の力を抜きたい。娯楽はやっぱり、「社会生活の維持に必要なもの」だ。再開した東京の演芸場にも、行ってみたい。

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