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ハトヨガ的読むヨガ 連載58 立春


2月3日の節分、2月4日の立春と、暦の上では春、旧暦の新年を迎えました。
2月5日は、関東地方は大雪となり、雷鳴も響き、荒れた空模様でしたね。
新年の節目を迎えて、ヨガ的な生き方、暮らしを送るためのヒントとなる本をご紹介します。

「バガヴァッド・ギーター」

年末に駅前の書店が閉店するタイミングで、12月に出版されたばかりの新訳版を購入しました。

インドの二大叙事詩「マハーバーラタ」の中の一部に収められた聖典の一つ。「神の詩」と訳されます。

表紙の絵は、一昨年鑑賞した「インドの神々展」でも展示されていたヴィシュヌ神の一切相(福岡アジア美術館蔵)なのもいい!

ヴィシュヌ神とクリシュナの関係性をおさらい

18章の構成は、苦悩する王子アルジュナとヴィシュヌ神の化身クリシュナとの対話形式。134ページ分。この文庫のお得なところは、さらにキーワードがずらりと16ページ分。訳者解説が90ページ、さらにあとがきでも、ギータとはどんな聖典なのかを訳者の経験、視点から紹介されています。

電車の中で読んだり、枕元で読書タイムにと、手軽に1章ずつ読み進めるのに最適な書。おすすめです。

母校UTLのオンラインクラスでは、毎週土曜日の朝に、向井田みお先生のヨガ哲学でも「バガヴァッド・ギーター」を学んでいます。わかりやすく、現代の生活の事例を交えた、親しみやすい解説は、とても参考になります。

みお先生の解説が満載の原典翻訳版を出版されおられ、こちらのYouTubeでは、朗読もされています。本読まなくてもいいやって方はこちらを視聴してみてくださいねー。



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