最近、知り合いの30代夫婦に子供が生まれました。
待望のその子は少し早く生まれてきてしまって
生まれてすぐに保育器へ。

ご主人は出向先で育休が取りづらく
配属変更希望を出して育休を取得予定。
奥様は育休中ではあるけれども、退職を検討しているとか。

その話を当事者から聞いた時に
「奥さん、絶対に仕事をやめない方が良い」
って言ったのは、私ひとり。

私以外の人は、何て言ったか。
「じゃあ、誰が子供をみるの？」

若い夫婦にとって
周囲の大人の声って場合によっては圧力にもなってしまうので
あまりに簡単に意見はしたくないのだけど
あまりにも意見が偏っていたので、思わず意見してしまいました。

ところで…
仕事を続けた場合と専業主婦になった場合で
生涯年収にどれくらい違いが出るかご存知ですか？
・・・
その賃金差、なんと平均２億円だそうです。

これを知った時はかなりショックでした！
そうか、私は２億円を知らない間に捨ててしまっていたのか。
それも振り返ると
子供ができた時に義父に辞めろと言われた記憶が。
母も「結婚して子供を産んで、家族のために生きるのが幸せ」って言ってたっけ。

その頃は、私も何の思い入れも疑問も持たないまま
会社を辞めて専業主婦になったんだよな。
でも、その選択が２億円を手放した瞬間だったなんて！
知ってたら、もう少し夫婦で悩んだよね。

それが20年経っても同じ状態なのが、
本当に壊滅的…
後輩に同じような思いをさせたくないなぁ、って
常に思っているんだけど
私ひとり頑張っても
他の大人が変わらなければ難しいんだな…
ってまたガッカリした夏の話でした。