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ずっと言葉にできなかったマーケティングセンスの話をえとみほさんがしてくれた。

 えとみほさんのこの記事にえらく共感できたので
ぜひご紹介させてください。

サッカーの試合に観戦に来てもらう
という一点にフォーカスして
マーケティングの真髄についてお話されています。

特に、この部分は
私が言葉にして説明できずにモヤモヤしていた部分でした。

「素晴らしいマーケティングセンスの持ち主だ」と思ったのは、
売り物について深い知識と愛着を持っているにもかかわらず、
まったくその売り物に興味がない人の立場に
完全に立てているというところだった。


私は道の駅という複合施設で
不特定多数、老若男女とあらゆる年代の方をターゲットにしています。
常時1000種類ほどの商品を扱っていて
常に企業さんから新しい商品提案があります。
委託商品に至っては
出荷者さんが勝手に置いていかれます。

うちは ”セレクトショップ” という位置付けと考えて
商品選定をしているので
ひとつひとつの商品に愛着があります。

みんな人間なので
自身が好きな商品の方がお客様におすすめしやすいですよね。
愛着の持てる商品選定をするのは基本だと思っています。

ですが、確かにそれってひとりよがりかもしれない。
お客様にとって、そもそも興味のないものかもしれません。
絶対売れるはず!と思ったのに
そうでもない…ということも、もちろんあります。

その場合、どうしたら欲しいと思ってもらえるのか?
という視点が大切になってきます。

ポップ作りや導線作り、レイアウトはテクニックと思われがちですが
実は、いかにお客様の気持ちと視点に立てているか、
が結果に表れます。

なんか良いなぁ、
って思う道の駅やショップって
店員さんのウェルカムな気持ちや
この商品、おすすめ!っていうメッセージが伝わってきます。


そうは言っても、商品の中には
「これは売るのが大変そうだなぁ…」
「私なら買わないな…」
という商品もたくさんあります。

それでも提案してきた人は
「絶対に売れる!」
と思って商品を開発し、プレゼンしてくださいます。

「売れない」「まずい」と思って作る人などいないのですから。
なので、それを欲しいと思う人の気持ちに立つことが大切。
(えとみとさんの仰っていることとは逆ですが)

要するに、
営業活動というのは、いかに人の気持ちに立てるか
という人間性が表れるものだと思います。
小手先のテクニックでは
およそ持続可能な営業活動などできないのではないでしょうか。

…というか、そういう時代は過ぎさった感じがしています。

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