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手紙「ライフデザインの源」より2024.05.01

この号は、服部直子が当番の日で、皆さんへのお手紙を書きました。
お時間のあるときに宜しければ。。。
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こんにちは、事務局の服部(はっと)です。

先日、私の嫁ぎ先の母が亡くなり、家族でお別れをしました。
太陽のような人で、私や家族・親戚、周りにいる人に温かい光を注ぎ
励ましたり、ただただ肯定してくれたり、「否定する」ことが
およそない人でした。気の合わない人に対しても、
感情や執着にとらわれず、とても「公平」に考えるられる人でした。

子どもが授からなかった私に対して、「孫」を願う言葉をついに一度も口にしませんでした。母は3人の男の子を愛情たっぷりに育て上げ、書道家としても、ダンスやスポーツなどにも挑戦するアクティブな人でした。「子どもなんかいないほうが、自分の好きなことができるのよ」と、
しっかり「母親」という役割を果たした人とは思えない言葉をかけてくれてました。

ライフデザインの基本にある「物語マトリクス理論」には、起承転結、「自明・混沌・創発・秩序」の世界がありますが、表面的に母は、創発と秩序の世界を行ったり来たりというような人でした。常識に縛られず、自分の気持ちに正直に生きる、そんな人でした。
もちろん、母の「自明・混沌の世界」も確かにあったのですが…

亡くなった今、母とライフレコードを書き、客観・主観曲線も書いてダイアローグしたら楽しいだろうなと想います。なんでも学ぶことが楽しいと感じていた母だから、きっとライフデザインの話も、喜んで聴いてくれたのではと思います。

母を偲んで気づいたのですが、母は、ひょっとしたら、ライフデザインの本質=自分の源につながる、という生き方を、自然体で理屈抜きで、できた人なのでは?と思いました。自分(他者)を肯定し、自分(他者)を信じて生きた人。それは、「源につながる」、自分自身を愛する、ということなのかもしれない。シンプルだけど難しいことですね、これ。。。私の一番の課題だと今、痛感しています。学び続ける理由です。

服部直子
SBNライフデザインの旅の世話人


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