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「ミラベルと魔法だらけの家」のラストがもやっとする

画像出典:https://www.disney.co.jp/movie/mirabel

どうでもいい話。

ずっともやっとしていたこの件。
このためにnoteアカウントをつくったと言っても過言ではない。
それはいいとして。

ディズニーの「ミラベルと魔法だらけの家」。
2021年に公開され、Amazonプライムでも視聴できたので、ご存じの方も多いのでは。
ディズニーのDVDをかなり揃えている我が家。その中でもこの作品はお気に入りです(とくに自分が)。
が、ラストだけがしっくりこないです。

魔法を使える家族の中で、なぜか唯一魔法を使えない主人公ミラベル。
なんやかんやで魔法の源であるロウソクが消えてしまい、魔法の力を持つ家族全員が力を失います。
が、ロウソクが復活し全員に魔法の力が戻ります。
「戻った」ので、もとから魔法が使えないミラベルは、もちろん無いまま。
というお話しです。

このラスト、なんで?という思いがずっと。
結局何を伝えたいのか意味不明。
村で生活するその他大勢の村人のために魔法を使っていたとはいえ、ミラベル含むマドリガル家は支配階級。
支配階級がその権力の根拠を失い、でもまったくの元通りに戻る。周りは何も変化無し。
① マドリガル家が力を失ったので、今後は村人全員で力を合わせていく。→差は無くなりました。
② 魔法の力復活と同時に、ミラベルや他の村人にも魔法の力が宿る。→差は無くなりました。
などなど、他にも着地のさせ方はあったのでは?
完全元通りにしたら、没落した支配階級が権力の座に返り咲きました、という結末で、何を学んだらいいんでしょうか。

魔法は、そもそも家族および一緒に逃げていた人たちを守るために「授かった」もの。
家族を壊す原因になる力を取り上げられたと解釈すれば、もとに戻すのはそうかもですが、「ん?反省と心掛けの問題?」という疑問が残ってしまう。
うーん、どう解釈したらいいんでしょう。

おわり。

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