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米国の若年層は「人種」や「社会的公平性」に配慮した活動を支援する

久々に~、少ぉ~し落ち着いてきたので、こんな記事を読んでみました。

ここ最近、アメリカを中心とした寄付やファンドレイズの調査を見ていると、世代ごとの調査研究が多い印象。
じゃ、自分は...?

1980年生まれ。

ミレニアム世代に入る!!ような気もするが、この世代の特徴は「2000年以降に20歳を迎え、生まれてからずっとネットやPCがある生活」をしていることが特徴に挙げられるらしい。えっと、確かに20歳になったのは2000年Justですが、PCやネットのはしりは小・中くらい?しかも自宅に実装されたのってまだダイアルアップだから
「ジジジ......ジジ...........ジジジジジジ..........ぴろーん」的な。
よって、慣れ親しみ始めたのって、大学生くらいからかな~。しかも思考傾向としては、私、割と古いバイアス(昭和な体育会系)しっかり浸透しているから、『X世代ラスト』が正しいのかも??
なんでこんなこと思ったかというと、いろいろ調べていると
・X世代:1960~1979年生まれ
・ミレニアム世代:1981年生まれ~
的な記事を見つけたから。
なに、その悪意のある分け方!!
小さいころ、2000年に20歳になる記念の年生まれ✨的な扱いだったのに、なんと翌年の21世紀(2001年)に20歳になった1個下の方が“New Generation ”的な扱いで、世間的には盛り上がっていたというナンセンスな状態。それに加え、この世代分類!うき~~~~🐒(ちなみに申年)

以上、余談でした(長い!)。では、本日の本題へ。

職場の寄付プログラムと個人での寄付

米国のDeloitte Services LP., が「2021年デロイト職場寄付調査」を発表。それによると、『米国の若年層は「人種」や「社会的公平性」に配慮した活動を支援する』らしいです。
確かに、BLM(Black Lives Matter)ニュースには若い人のほうが多くうつっている印象。(←そういう画を出したくて、その部分を切り取っている可能性もあるので一概には言えない)

その点に加え、皆さんは自身が勤める職場の寄付プログラムとかCSR活動とかご存じです?米国でも同様にお給料からの天引き(United Wayが有名)とか、社として応援する非営利組織が選択制のリストで提示される、などなど会社が社員用に準備している寄付プログラムがあります。
現在の米国の若手は、この「職場の寄付プログラム」を使う人が多いらしい。(もちろん自身が自分で寄付先を決めて、会社の寄付プログラムを使わない人もいる。さらに自分の会社の寄付プログラムを知らないという人も17%いる模様。)具体的には、2020年に職場の寄付プログラムを通じて寄付をした若手社員(18~34歳)は、10人に6人近く(58%)で、全社員だと寄付者の37%。

さらに、Z世代とミレニアル世代は、「人種」や「社会的公平性」に関するコーズを選択する割合が年配の方より高いようで、18~34歳の36%が寄付をしたのに対し55歳以上は12%。

ちなみに、職場の寄付プログラムを活用する人は
1、自分の興味のある非営利分野があること(36%)
2、会社がマッチングしてくれる(22%)
が、寄付の動機として挙げられるそう。2は強いな。なんといってもマッチングでその効果が〇倍とか〇割り増し等になるわけだから。

そしてこの調査で特徴的なのは、Covid-19のパンデミックは彼らの寄付行動にあまり影響を与えていないという点。職場の寄付プログラムを通じて寄付をした回答者の約4分の3(74%)は2019年と同額もしくはそれより少し多めの寄付を実施しており、この数字は、単独で寄付をしている人も80%だったので、ほぼ変化なし。職場寄付だろうと個人での寄付であろうと、8割近くの人が「同額もしくはそれより少し多めの寄付」をしたらしい。

さらに、この調査によると、社会人が寄付をする理由は、
1、自分の地域や社会を発展させるために重要な活動を支援したい(57%)
2、自分や知り合いが個人的に関わっている活動を支援したい(51%)
が上位にくるそう。私個人的には完全に「2」よりなので、ちょっと不思議な感覚。個人主義で自分を大事にする傾向が強い(と私は思う)米国は、1より2の方が上にいくと思っていたけれど違った模様。

下記図は、本調査のプレスリリースより引用。
https://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/us/Images/Misc/infographic/us-workplace-giving-national-survey.pdf

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出典:Deloitte Services LP., が「2021年デロイト職場寄付調査」プレスリリース

今回は、本記事のみで調査結果まで読んでいないけれど、海外ニュースはファンドレイジングのワクワクをいつもUPさせてくれる。

世代間の話でいくと、若手ファンドレイザーに関する調査も面白い。曰く、「非営利組織は、若手のファンドレイザーのためのメンターの存在や、トレーニングの場がかけている模様。
https://www.thenonprofittimes.com/fundraising/npos-lack-mentoring-advancement-plans-for-young-fundraisers/

コレは、ちょっと思うところあるので、また機会があれば、きっと、多分。おそらく、書く。かな(かもしれないwww)。



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