Hatsuka_MABE

フリーランスの『ファンドレイジングアドバイザー』。ファンドレイザーとは、非営利組織が活…

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フリーランスの『ファンドレイジングアドバイザー』。ファンドレイザーとは、非営利組織が活動するためのリソース(ヒト・モノ・カネ)を集める仕事。資金にばかり注目が集まりがちですが、資金をうみだすのは「人」。企業や個人などの「人」との関係性を重視します。

最近の記事

最も称賛された「企業-NGO」のパートナーシップ(英国)

海外のファンドレイジングニュースをチェックしていて発見した英国の記事。本調査においては、ウクライナ戦争等を発端とした食品価格の影響などによる「生活費の危機」において、企業×NGOのパートナーシップが有効であることが報告されています。 さらに、この調査記事で私が気になったのは、「最も称賛された企業-NGOのパートナーシップ」について。 その1|小売業大手×環境保護団体 Tesco-WWF partnership 両社のパートナーシップは、「Changing the foo

    • (寒い時期になると復活w)ファンドレイジングを語りたい。寄付者減。が、収入増。

      やはり「12月は寄付月間」が、私の中にしみついているのか。寒い時期が近づいてくると、ファンドレイジングリサーチとかしたくなる。そういうものなのか…? 寄付者は減って、収入は増えるThe Non Profit Timesに気になる記事が。 「寄付者減。収入増。」 寄付者減ったら収入も下がる....と思いきや、寄付者が減っているのは500$以下の少額寄付者。特に、全寄付者の57.1%を占める100$以下の少額寄付者数は、前年比で17.4%の激減。が、いわゆる大口ドナーのカテゴ

      • 寄付してよかったな~体験

        これまで発行された寄付白書によると、資金をきちんと活用することは寄付先を決定するうえで大事な要素です。 もちろん、いうまでもなくこれは重要な論点!です。 そして、この「きちんと」の厳密度をどこまで求めるのか、それは人それぞれ。 さて、ファンドレイザーという仕事をしていると、無駄や失敗が1つもない活動にお目にかかったことがありません。逆に言えば、必ず無駄も失敗もあるのだと理解しています。(決して自分やこの業界を擁護する意味合いではなく、です)失敗は成功のもと、と言いますが、

        • まだ総寄付額が上がるのか!Giving Tuesday\(゜ロ\)(/ロ゜)/

          欧米では、サンクスギビングの翌火曜はGiving Tuesday。今年は11/30(火)でした。 Giving Tuesdayは、2012年に人々のSocial Goodな行いを奨励する日として誕生。この9年間で、何百万人もの人々が寄付や協働に参画する世界的なムーブメントになっています。 ※日本の「寄付月間」もこのGiving Tuesdayが基になっていたりいなかったり....!? 2020年コロナ禍で寄付が爆上がりした印象の欧米。Giving Tuesdayだけで言って

        最も称賛された「企業-NGO」のパートナーシップ(英国)

          #寄付について考える

          12月は、そうです。はい、寄付月間です。12月は寄付月間。 確か去年も12月1日に同じ書き始めのテキストをUPした(ような~)。 今年は、正直いうとどうにも気持ちよ~くこの日を迎えられず>>>自省(/ω\)でしたが、反省後はLet's next! さて、今年の寄付月間はnoteとコラボ!! ハッシュタグ「#寄付について考える 」をつけて投稿しよう!ということで、とりあえずチャレンジで~す。 私のファースト寄付2008年から、このファンドレイズという仕事に携わり、いつの間

          #寄付について考える

          2021年6月10日。

          いろいろ中途半端だったり、ものすごく尊敬を受けたり。 とにかくいろいろさまざまどっきどきの毎日です。 そんななか、2021年6月10日。41歳の誕生日を機会に1つ宣言を。 米国を中心に主催されているファンドレイザーの国際資格「CFRE」の取得を目指してSTART切りました。 まずは、アプリケーション作って、自分の現状を振り返ることから。 いざ、2025年までの取得を目指して✨✨✨✨!!!! 英語がんばろ。うん。楽しんで英語やろ。

          2021年6月10日。

          2021年春、期待できる4つのファンドレイジングトレンドとは?(多分)1/2

          さて、本記事によるとコロナ禍を超えて、もしくはその中でこの2021年にファンドレイジングで実施していくトレンドは、以下4つある模様。 1、携帯からの寄付に注目 2、若い世代の寄付者へアピールすべし 3、法人パートナーの訪問を再開 4、AI搭載ソルーションにお金をかけるべし この中で「1」は、日本の寄付文化に適していないというか、日本ではあまり浸透していない寄付方法なので、ちょっと置いといて。 また、「4」もAIってビッグデータの蓄積がないと設計・導入が難しく、日本でそこま

          2021年春、期待できる4つのファンドレイジングトレンドとは?(多分)1/2

          米国の若年層は「人種」や「社会的公平性」に配慮した活動を支援する

          久々に~、少ぉ~し落ち着いてきたので、こんな記事を読んでみました。 ここ最近、アメリカを中心とした寄付やファンドレイズの調査を見ていると、世代ごとの調査研究が多い印象。 じゃ、自分は...? 1980年生まれ。 ミレニアム世代に入る!!ような気もするが、この世代の特徴は「2000年以降に20歳を迎え、生まれてからずっとネットやPCがある生活」をしていることが特徴に挙げられるらしい。えっと、確かに20歳になったのは2000年Justですが、PCやネットのはしりは小・中くら

          米国の若年層は「人種」や「社会的公平性」に配慮した活動を支援する

          Clubhouse、Clubhouse... まだ使い方がよく分からない。。。

          Clubhouse、Clubhouse... まだ使い方がよく分からない。。。

          「Tips for Successful Online Meetings with Major Donors」というセミナー、目につくようになってきた~。よし、参加しよう!というか、コレやって!という要望だしてみよ🌟(←どこに??ww)

          「Tips for Successful Online Meetings with Major Donors」というセミナー、目につくようになってきた~。よし、参加しよう!というか、コレやって!という要望だしてみよ🌟(←どこに??ww)

          コロナ禍、海外支援・国際協力に目を向ける時期へ!

          12月は寄付月間! なんだか「毎日note投稿Challenge!」的な様相を呈している今日この頃。てんてこてこてこ舞なう、だからこそトライ継続。(試験期間中なのに掃除開始。的ななにか、ですな。) 先日、国際協力団体のファンドレイザーがゆる~くつながる会「グローバルチャプター(通称:ぐろちゃ)のボードメンバー(略称:ぼーめん)ミーティングがありました。 当然のように、コロナ禍における海外支援への寄付減少の話題が挙がりました。これまで、「(寄付のほとんどが国内課題に集中し

          コロナ禍、海外支援・国際協力に目を向ける時期へ!

          GivingTusedayによる寄付が爆上がり中!(らしい)

          12月は寄付月間! ...と関連して(というか元ネタ?はこっちですね)、Worldwideで実施中のGivingTuseday。 今年のGiving Tuesdayは、コロナ禍であっても(というか、だからこそ)昨年より多くの寄付が集まるだろうと予測が立っていたようですが、既にその予想を超える寄付が集まってるそうです。 こんな記事を見つけました。 #GivingTuesday Early Results Show Strength 「Giving Tuesday、初期成果大

          GivingTusedayによる寄付が爆上がり中!(らしい)

          チャリティ機運がUPする12月を前に知っておきたい寄付者の動向2020(米国)

          12月は寄付月間! 昨日12/1の寄付月間記者レクにおいて、「コロナ禍の寄付の特徴と潮流」関して世界の状況として話された資料がコレ。 Why America Gives 2020: How the COVID-19 Pandemic and Social Justice Movement Have Changed Giving 「アメリカが寄付する理由2020:COVID-19パンデミックおよび社会正義運動は寄付をどう変えたか」 読んでて、へぇ~ふぅ~んほぉ~~~と思う

          チャリティ機運がUPする12月を前に知っておきたい寄付者の動向2020(米国)

          今日12月1日はGiving Tuesday!そして12月は寄付月間(Giving December)!

          Giving Tuesdayって知っていますか? Giving Tuesdayは、世界中の非営利団体やチャリティ団体が寄付を呼びかける日。2012年のスタート以来、ホリデー期間中のチャリティシーズンの始まりとして、感謝祭後の最初の火曜日に行われています。そう、今年は今日!2020年12月1日です。 「寄付月間(Giving December)」って知っていますか?? 寄付月間は日本独自のキャンペーンで『欲しい未来に寄付を贈ろう』を合言葉に、さまざまなセクターで寄付に関わ

          今日12月1日はGiving Tuesday!そして12月は寄付月間(Giving December)!

          個人財団からの助成金(アメリカの調査結果より)

          欧米には、とてつもない富豪さんから割と普通な富豪さんまで幅広く「Private Foundation(個人財団)」が運営されています。 個人財団とは、個人の資金をもとに、そのお金を運用したり他から調達しながら、特定のテーマに沿った支援をする財団さんのこと。ファミリー財団と呼ばれることもあります。個人財団さんが支援する先はそのテーマのもと活動する非営利団体であることが多いですが、個人への支援(奨学金など含む)を行う財団もあります。 この個人財団には、例えば、Bill & Me

          個人財団からの助成金(アメリカの調査結果より)

          英国チャリティショップ、売上減少。でも今後の展望は...

          英国はじめ欧米では、非営利組織が運営するチャリティショップが街中に点在します。日本でもAARさんやアムネスティインターナショナルさんなど、e-siteで関連グッズや寄付付き商品を販売していますが、欧米では路面店も。ちなみに、Cancer Research UKだけでどうやら約600店舗あるらしい。 さて、このコロナ禍で、英国の主なチャリティショップでの売り上げと利益が減少しているという調査結果がでていました。 年間利益としては、2018-19年のシーズンと比較して、Oxf

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