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無題

 書きたいことや言いたいことはあるけれど、noteをはじめる前に、「こういうのは書かずにおこう、言わずにおこう」と決めたことも結構あって、頭の中の検問を通過できずにアウトプットできないことが結構ある。

 たとえば、社会批判的なものなんかは、すでに何十年も前から作家や学者など、権威のあるひとたちが繰り返し言いつづけていることも多く、素人がそれを再生産したところで仕方がないと思ったりするし、なによりも「何十年も言いつづけて変わらないものは、この先も変わらんだろう」と思ったりする。

 けれど、最近はネットを使って露骨に印象操作や世論誘導のようなことをして、より悪い方向へ世の中を動かそうとしている人たちもいる(少なくともわたしにはそう見える)。

 プロパガンダ関連で読んだ本。

 けれど、むかしみたいに「みんな一緒」みたいな謎の一体感がないのは、不幸中のさいわいなのかもしれない。
 ひとり一人が自分の信じたいものを信じて、見たいものを見て、ノイズと感じるものはブロックする。それによって、社会はどんどん分断していくのだろうけれど、巨大な集団がうねりとなって変な方向に突き進んでいくよりは、まあましなのかもとも思える。

 なにをいまさら確認する必要もない。
 無数に分断した小さな集団が、それぞれが目指す場所へと没入していく。
 
 だんだん何が書きたいのかわからなくなってきたので、終わり。

 100日連続で投稿したら、有料記事に挑戦してみたい。検問を通過できなかった「濃い連中」は、きっとその中に放り込むはず。

わたしの活動が、あなたの生活の一助になっているのなら、さいわいです。