見出し画像

箱化

 書かねば。

 ふと思ったのは、最近のゲーム実況界隈について。
 単純にここ数年のわたしの興味の向き方の問題なのだと思うのだけれど、ビッグネームの人たちがつくった「コンテンツ」よりも、多人数でプレイ可能なタイトルをみんなで一緒に「ストリーミング」するスタイルの方が、メインストリームになっているような気がする。

 プロの芸人さんなんかが「ゲーム実況」に参入しているけれど、少なくともわたしは見ていない。たぶんゲームプレイに「べしゃり」を求めていないからだろうか。
 そういえば、プロゲーマーのガチプレイが見れるようなe-Sportsの大会も長らく見ていない。なんか、そういうのを求めていない自分がいる。

 もしかしたら、今後の「コンテンツ」のありかたや「プロ」の立ち位置が、変わってきているのかもしれないとも思ったりする。

 よくAIがらみで、今後はAIを有効活用したクリエイターたちの「アイデア勝負」になる、みたいな話を聞くけれど、「本当にそうか?」と思ってしまう。「そういうの求めてないんけどな…」と。

 話術やスキルやアイデアにおいて「突出した天才」みたいな人よりも、不特定多数の「みんな」の中で、「普通のことが普通にできる」人とか、その中で自分の色をだすことができる人が、より広く求められるようになるのではないか、と思ったりする。

 超人より凡人、みたいな。
 非日常よりも日常、みたいな。

わたしの活動が、あなたの生活の一助になっているのなら、さいわいです。