11/15 2:45

今日は気持ちも身体も疲れてるはずなのに

やっぱり眠れない。

眠れない理由は、お昼寝をしたからでもなければ遠足が楽しみだからでもなく、

涙が止まらないから。

今日、7年間と言う長い月日を共に過ごして

これからも一生ずっと一緒にいたい、と思っていた人とお別れをする決断をした。

私は結婚をしたかった。彼もそうだったはずだった。だから、話は進んでいたけれど

進むにつれ、

まったく協力的でなくて、乗り気でないことがわかって，私にとってそれが不服だった。

本当は楽しく幸せなはずなのに、どうしてなんだろう。部屋を選んだり家具を見たり、将来について話したりすることをもっとしたいのに。

そんな気持ちになっていた。

今までは、

私のことをすごく大好きだと思ってくれてたのがわかったし、少しでも長く一緒にいたいと、そう言ってくれてた。

でも結局は、仕事以上の存在にはなれなかった。

仕事の今後の話やお給料の話は積極的にするし、仕事面での将来についてはいろいろと考えているけれど、

私とのことは全く描けていなかった。それが悲しかった。

お互いに大事に思っていたはずだったけれど、もういつからかそうじゃなかったのかもしれない。

でも居心地がいいから、適度な寂しさは埋められるから。

それで一緒にいてしまったのかもしれない。

私は自分の家族みたいな、仲良い家族を作りたかった。そしてみんなで仲良くしたかった。

私にとってそれは譲れなかった。

そんな人じゃないことは分かっていたけれど、

もしかしたらって、そのうち変わるんじゃないかって，期待してしまっていた。

でも話していくうちに、お互いの描く未来がここまで違うんだなってことに、気づいた。

大事だからとか情とか思い出だけではカバーできない大きな違い。ここで決めないと、つらいだけだって思った。

だから、お別れをしないといけない。

あったかい手が好きで、

抱きしめられた時のぬくもりと匂いが好きで

いつでも優しく許してくれるところが好きで

仕事が好きそうなところが好きで

何にもせずにのんびりする休日が好きで

大事にしてくれるところが好きだった。

マイペースで、私にとってはそれじゃ遅くて

ほとんどのことに興味がなくて

人生経験が少なくて引き出しがなくて

私の家族とコミュニケーションが取れなくて

あんまり楽しく会話ができなくて

全然食の好みが違くて

仕事ばっかりなところが合わないなって思ってた。

それでも、

きっと人間として好きだったから。

大好きだったから、一緒にいて乗り越えたかった。

今はたくさん涙が出るけど

泣き切ったら涙は枯れると聞いたし

頭ではちゃんも納得できてる。

寂しい時間をきっとたくさん過ごすだろうし

ふといろんなことで思い出して悲しくなると思う

けど私の人生を幸せにするのは

私しかいないから。

こうして眠れない夜を何度か過ごして

枯れるまで泣いたら

前を向いて生きていこうと思う

7年間ありがとう。

ばいばい。