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搬送波位相解析



はじめに

このnoteは,GPSでの測位について学ぶロードマップ的なものだと考えてください.(タスク振り用です)
GPSによる搬送波位相解析を行います.


GPSについて学ぶ

以下の記事をざっくり1日くらいで読んでみてください!
A.4.1 ~ A.4.7 まで読んでください.
そして,分からない点をメモしておいてください.

以下は,このサイトがpdfとして纏められている.

https://gpspp.sakura.ne.jp/tutorial/gps_symp_2005.pdf

他にもいろいろあるので,疑似距離についてまずは勉強してみてください.

そして,航法メッセージのフォーマットについても以下のページなどで見てみてください.(バイナリデータの処理については必要であれば別途説明書を作ります)
C/Aコードについても学ぶと面白いと思いますが,一旦そこが本題ではないので興味があれば調べてみてください.
(そのうち記事と動画作りたい)

http://opendata.enri.go.jp/~sakai/pub/symp07a.pdf


搬送波位相解析の方法について学ぶ

LAMBDA法などを学んでください.
相対測位もしくはRTK測位を行おうと考えています.

以下の論文は丁寧に書いてあって,初学者に優しかったので読んでみてください.

冨永麗司,安田明生,”LAMBDA 法による アンビギュイティ決定に関する研究”,https://www.denshi.e.kaiyodai.ac.jp/wp-content/uploads/pdf/content1/tominaga_b.pdf


必要なデータを処理

精密歴や固定基準局でのデータが必要ということが分かると思います.
(私も勘違いしているかも?)

RINEX

まずは国土地理院が提供してくださっている基準点のデータについてみましょう.

登録が必要なので,登録してみてください.
国土交通省のモノなので怪しいサイトではないはずです.

データだけをみてもよく分からないと思いますので,データのフォーマットを以下で確認.

これらはRINEX(ライネックス)形式だということが分かると思います.

RINEX形式は以下のサイトで説明されています.

https://igs.org/wg/rinex/#documents-formats

ただ正直これでは分かりにくいと思います.
なので,以下の記事をみてpythonで変換してデータを可視化してみてください.

さらに,もし時間があれば,コードを自分で書いて変換してみてください.
確実に力がつくと思います.

IGS精密歴

放送歴の情報では精度が出ないらしいので,固定された基準点で測定されたより詳細なデータを用いて解析を行う必要がある.

そこでIGS精密歴などを使うということだったと思う.
国土地理院のサイトからも手に入るし,IGSのサイトからでも手に入る.

https://igs.org/data/#broadcast_ephemerides

このデータのformatを調べて,pythonでデータを扱えるようにしてみてください.


その他

RTKLIBという処理ツールがあるようです.
こちらを調べて,やりやすそうであれば,こちらを使ってみてください!

少し調べる時間がなく使えてないです.


さいごに

一旦ここまで素早くやって,どんな感じか報告してください!


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