電池人間

人間も電池だ。最低 私は 電池だ。
だから 電池切れが起こらないように 定期的に 充電する。
充電は 太陽光によって 行われるが 太陽光パネルと一緒に
してほしくない。電池人間の プライドだ。
できれば 裸に近い方が 充電率が高い。
そして ただ 砂浜に 寝っ転がるだけだ。
それで 目を閉じて 波の音を聞いていれば やがて充電が
完了する。
満タンに充電された体は 年齢などお構いなしで 走り出す。
笑顔になる。そして 周りの人は その電池にあやかって 
元気になり、走り出し、笑顔になる。

あなたも 電池人間なら どうぞ 充電してください。
それが 周りを 元気にして 笑顔にして 走り出させるなら
それが 生きがいってもの。
笑顔が笑顔を作り 笑顔の波紋が遠く太陽まで 旅をする。
太陽光で 充電した 電池人間の笑顔が 太陽に戻っていく。
本当に 笑顔でいたかったのは 太陽なのかもしれない。
だから 充電した私は 笑顔になるのかもしれない。
太陽は 自分の笑顔を 鏡で見ることができないから
私たちの笑顔を見て あ〜 今日も私の笑顔を見ることができて
よかったよかったと つぶやいていることだろう。
だから また 明日。

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