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意外と知らない担当者の事

分業制ってきいたことありますか?
日本にある結婚式出来る場所の多くはだいたい分業制です

分業制の種類
1)会場見学をご案内する契約担当者
2)打合せを担当する打合せ担当者
3)当日を担当する施行担当者
※2,3が同じところもあります

それぞれのプロフェッショナルたちがご案内をしてくれます。
そのシステムのおかげで、世の中の多くの新郎新婦たちを担当することが出来る仕組みです。
多くの花嫁たちが結婚式を挙げる事ができるシステムはその“人”たちが、マニュアル通りの決められたとおりに動くことによって、その会場のブランディングにもつながり、クオリティがキープできる。
逆にいえば、すごく広い目線でみると 選択してるものが違うだけで 会場側からみると皆同じ結婚式なのです。
だから列席すると“どこも同じような気がする”と
いまだに思うのだと思います。

ここ10年位でそんな結婚式も差別化をするために
エモーショナルな結婚式やインスタ映えするような結婚式、オリジナルウェディングなどと
様々なカテゴリに分けて結婚式創りをする会場も多く、なによりも一番はお客様がセレクトできる幅がかなり昔より広がり、一つひとつ自分たちで創っているように感じてもらう事が出来るようになってきていると思います。

フリーランスとして、様々な会場に入ると
その種類やシステム、決まり事などを覚えるのに一苦労w

個人的には、これだけいろんな事ができるのに
なぜ抜本的に結婚式のスタイルを変えようという人はいないのか、と思います。
日々チャレンジはするものの、フリーランスウェディングプランナーの認知度の低さや大手のブランド力にはやはりかないません。
ただ、私なりに出来るだけの力で、少しでも多くの花嫁様とお話をする機会を設けて、一から創るウェディングの楽しさを このわくわくを 伝えていけたらいいなと思います。

良きライバルで友人でもある某高級外資ホテルのウェディングプランナーの彼女と先日話をして
こんなことを言っていました。
「ホテルの同僚にさ、こんなこと言われたんだ。私は結婚式の担当者であなたはウェディングプランナー。だから私はプランナーと呼ばれたくない」
私はその話を聞いて
“そんな風に理解してくれている方っていらっしゃるんだ、さすが〇〇ホテル。“って思いました。


プランナーは提案するからプランナーですよ。やっぱり。
この中からお選びください、というのは担当者。

改めてウェディングプランナーの存在価値を知ることができました。友よ、ありがとう👼

SNSで見る他人と似たような結婚式を求めセレクトしたい花嫁は、担当者が必要であり
オンリーワンの結婚式を求め提案が欲しい花嫁は、プランナーが必要である。

花嫁たちは、会場見学行く前に考えた方がいいのは、まずそこからじゃないかと思いますし
創り手側は、目の前の花嫁はどちらなのか、チェックした方がいいと思います。

私も一回ありましたもん。
みんな、提案して欲しいと思ってると思い込んで、色々ヒアリングしたら、そういうのはいいんです、って言われた事。
提案を求めてない方には、プランナーは必要なくて担当者が必要です。

↓もはや8年前の記事https://diamond.jp/articles/-/15878

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