このところずっと不調だ。
「やる気」が出ない。

私は、1年前まで、真に自分の夢のために生活をしたことがなかった。
小学校時代に一番時間をかけた中学受験は母に喜んでもらうため、中高は窮屈な家から出るために勉強を頑張ることができた。
留学で家を出るという目標を達成し、母と精神的な距離を持って、一人の個人として接することができるようになった。求めていた、目標としていた成長を達成できた。

そして、次の目標として、更なる自律を掲げて今大学院進学準備に臨んでいるわけである。
でもその目標は「さらなる」というぐらいだから、そこまで切羽詰まったどうしても達成したいものではない。いわば余剰のもの。
大学院受験に関しても、倍率の高いところをわざわざ狙うあたりが、「余剰」になっている。
つまり、初めてできた「自分の夢」に対して、これまでのように本気で取り組むことが難しいのだと思う。

留学期間がその移行期だったのだが、気づいたことが、
多分、特に仕事と言われるものに関しては「淡々とやる」力が大切だと思う。

自分は力強い想いで夢に向かって走り続けられる質ではないらしいから。特にだ。

1日5時間、ひとまずこれを日々続けるだけでいいよ。
朝9時に起きるだけでいいよ。
それ以外の時間は好きなことをしよう。

一旦自分の立てた目標に、本気で目指しているわけじゃなくても、取り組んでみようよ。
せっかくの機会なんだからさ。

がんばろう。