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シャワーツリーの花咲く公園で、待望のクラフトフェア再開

著:御手洗ケール

先週末、カピオラニ公園にて、HAA(Handcrafts & Artisans Alliance)主催のクラフトフェア「Waikiki Artfest」が開催されました。コロナによるシャットダウンを経て、徐々にハワイがオープン体制に入っても、公共の場ということでなかなかクラフトフェアは許可が降りなかったようですが、先月突然OKのお達しが出て、急遽1年5ヶ月ぶりに開催が決まった次第です。

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HAAは、20年以上にわたり、ハワイのアーティストをサポートしながらクラフトフェアを開催してきた歴史ある非営利団体で、私も家族としてあるブースのお手伝いをしています。ベンダー仲間と会うのも本当に久しぶりで、みんな嬉しそう。でも1年以上のブランクがあるので、セットアップの仕方を忘れたとか、準備に時間がかかったという話題で盛り上がったのですが、それには理由が。

歴史が長い分、参加ベンダーの年齢層は高めで、カカアコあたりが似合いそうなおしゃれな若手アーティストというより、長年培った技術や感性で勝負するベテランアーティストが多いのです。でもその分、他にはない個性的なアイテムに出会えるんですよ。

カピオラニ公園と言ってもだだ広いのですが、ワイキキの端、ホノルル動物園の目の前からバンドスタンド手前までのスペースに、60以上のテントが並びます。扱うのは、すべてアーティストの手によるハンドメイド作品ばかり。ジュエリー、Tシャツ、ソープ、ウッドクラフト、レイ、バッグ、帽子、写真、絵画など、自分用はもちろん、お土産にしたら喜ばれそうな掘り出し物が満載です。

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こちらは日本人ソープメーカーのAoiさんの「Pualani Soap Hawaii」のブース。彼女の作る石鹸は、ハワイらしいナチュラルな優しい香りに加え、肌の潤いが半端なく、ずっと愛用しています。

週末はお天気がよくて、満開のシャワーツリーが青空に映える絶好のクラフトフェア日和。1年5ヶ月ぶりのフェアは想像以上に人が多く、足を運んでくれた観光客のほとんどがノーマスク。いきなり現実に直面し、いささか戸惑ったのも事実ですが、対するベンダーもほとんどがマスクなしで、最初は抵抗があったものの、暑さには勝てず、私も時々マスクを外しながらお手伝い。ハワイではまだ屋内でのマスク着用義務が続いていますが、こうやって外で多くの人と接したり、マスクなしで会話したりしながら、少しづつ元の生活リズムを取り戻していくのかな。

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このWaikiki Artfestは、毎月1回(ない月もありますが)の開催で、土曜と日曜の朝9時〜夕方4時まで。ハワイアンミュージックやフラのエンターテインメントもあり。ワイキキビーチも目の前で、疲れも吹っ飛ぶハワイらしい景色とメイド・イン・ハワイのショッピング(ローカルサポート)が同時に楽しめるお得なフェアということで、開催時にはKCCファーマーズマーケットの帰りに立ち寄るのもおすすめです。

Waikiki Artfest
www.facebook.com/HAAHawaii

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