見出し画像

借りられなかった本を借りにまた40キロ春の大気に誘われ3.

岡山県立図書館裏の雀支配圏で貧しい昼パン。グルテンフリーかどうかわからない。小倉餡とホイップクリーム。県庁女史の方々や図書館民女性のコンパクト弁当横目に。あららら、雀の偵察隊が。

2009年から実家にもどり、吉備王国話をnoteに投稿始め、はや500もの駄文。ほぼ出し尽くし、空っぽ状態。今、脳内に去来し、影さしたのは、やはり吉備王国幻想だ。昨日新刊を買った内藤了さんの“隠温羅”も吉備王国ものだ。やはり旭川の中洲の後楽園、岡山城、県庁、県警などの県中枢にいると、何かが吹いてくる。数年前に、後楽園の県立博物館玄関横に無造作に置かれた古墳の豪族石棺を拝し、旭川べりを歩いていると、県知事がランニングしてくる。軽い会釈をかわす。古来、ヤマト朝廷、出雲王国、吉備王国の物語からは、見事に吉備神話が欠落している。隠されたのでなく、捨置かれた神話が、吉備津神社、吉備津彦神社、吉備の中山、桃太郎と鬼=温羅の説話などに風化散乱している感じ。出雲大社や出雲神話に匹敵する吉備神話が復元されることで、今までにない日本建国の血のエッセンスが、おそらく再び湧出すると思われる。おそらくそこには、今こそ、私たちが思い出さなければならない、朝鮮半島や中国大陸の民族群との血の記憶と流体力学、結晶構造が埋まっている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?