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ゲリラ詩

大鎌を持った執行人が私の顔に、鈍く輝く大鎌の刃をかざして言った。👁️おじちゃんの予感はあたっているよ。おじちゃんの余命はそんなものだ。おじちゃんは良くわかっているようだね。そうだよ。所詮、今回の人生はかなりレアなケースだけど、おじちゃん達はトビウオのようなものだから、せいぜい今のうちに太陽光を浴びておいてね。また昏い海中におちてゆくんだから。次からはこの世界には霊体のまま来ても宿る場のないウツロな人間しかいなくなるよ。せいぜいがんばって他のマシな世界に行くんだよ。👁️詳しい内容は忘れてしまったが、執行人のトビウオという表現から、今回の人類滅亡イベントで大鎌に処理されてもまた、昏い世界に帰れることは確かだ。そうするとどのように大鎌の振り下ろされるわずかな時間を過ごすかだな。レートはかなり高いから、やるだけやってみるしかないな。どうやらミッション時計が最後の周回に入ったようだ。まな板の上のトビウオか。いや〜わかっちゃいるけど大鎌でやられるのは毎度毎度スリリングだな~。

ゲリラ的人生


■画像はヤフーゲリラ画像、光り輝く大鎌画像より。

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