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2023年観た映画総まとめ(89本)


これの今年Verです。
今年観た映画は89本でした。
100本に一歩及ばず。

ちなみに今年は・・・

こういった本を出しており、ホラー映画が多めです。
※下記のレビューに無い映画が上記の本に掲載されていますが、過去観た前提で感想を書いてあります

と言うわけで1本ずつ短めレビューで、語りたい時は多めに書いていきます。


1,見えない目撃者(2019)
警察の素質があったのに目が見えないが故に辞めざるを得なかった者と、素質がないのに警察を続けている者の対立がかなりアツかった。
サイコパスが人を殺す時のサイコパス感が良くて、劇場版の悪の教典とかはちゃんと見習ったほうが良いと思った。

2,哀愁しんでれら(2021)
子供が最悪で親が狂うパターンなんてあるんですね。
冒頭10分くらいのの転落劇が一番楽しくて、それ以降はずっと「こいつら最悪だ〜〜〜〜〜〜」という気分しか湧かない。

3,星空(2011)
最高です。詳しく説明させてください。
台湾・中国の映画で絵本が原作になっている映画です。

「九月に降る風」「百日告別」のトム・リン監督が台湾の人気絵本作家ジミー・リャオの同名ベストセラーを映像化。素敵な美術品に囲まれた家に暮らす少女。しかし、美術商の両親は出張で家を留守にすることが多く、彼女はいつも孤独を感じていた。両親の離婚も秒読み状態となり、やさしいおじいちゃんも死んでしまった。ついに居場所がなくなってしまったと感じていた彼女は、スケッチブックを抱えてさまよう不思議な転校生の少年と出会う。ともに孤独を感じていた少女と少年は、この世でもっとも美しい星空を見るため一緒に家出をする。主人公の少女を「ミラクル7号」では男の子に扮した女優ジョシー・シューが演じる。

映画.comより引用

つまり孤独を抱えた少年少女の逃避行ってわけですね。
原作が絵本だからすごく優しい演出が多くて、それが主人公たちの繊細さにも繋がっていて、マジでめちゃくちゃいいんですよね・・・
惜しむべきはサブスクでの配信が一切ない事。
現状Rakuten TVでレンタルする以外に見る方法がありません。
DVDはなんかプレミアついてて全然手に入らない・・・。
原作の絵本(和訳版)はかろうじてメルカリでゲットしました。
最後に、この映画の終盤でこちら側に語りかけるメッセージが良かったのでそちらを引用させてください。

13歳の私達はとてももろく
だけどその実かなり強くもある
だから──
残酷な世界に直面するまでは
どうか優しく接して
多くは望まない
見つめる目 優しい言葉
降り注ぐ雨 吹き抜ける風
別れるときにはうなずいて
僅かな温かさでも
心から幸せになれる

星空/トム・リン

4,英国王のスピーチ(2011)
今年5月に文学フリマに出店して、その時に書いたオリジナルの小説が2010年頃が舞台だったので「その時の映画も観るか・・・」と思って観た。
汚い言葉をめちゃくちゃ言うシーンの吹き替えがおもしろかった。


5,FALL/フォール(2023)
すっげーーーーーーーーーーーー高い鉄塔に登って降りられなくなってしまった人のパニックホラー(?)
その一発ネタだけでよくこれだけおもしろい作品にできるよな・・・と感心した。劇場で観たけどずっと腰がふわふわして怖かった。


6,ブルージャイアント(2023)

ストーリー・構成・音楽:100000000000000点
クオリティの低い3Dモデルとそれを無理して使った演出:-1000000000点本当に最高であり本当に最悪

7,星の子(2020年)
子供が親をどれだけ信頼してるかの描写が少なすぎて、肉親と宗教の問題で揺れている気持ちや立場が全然ピンと来なかった。
子供の話書くのが下手だと思った。


8,ジョーズ(1975)
ストーリーの構成ってこれくらい王道でいいんだ、というのが良くわかる。
だって出てくるサメはほとんどは魚影か背鰭で、終盤出てきたと思ったら今見るとかなりチープな出来なのに、見せ方と王道展開のおかげで全然飽きずに観られるんだもの。
スピルバーグってもしかして天才ですか?

9,エブリシング・エブリウェア・アット・オール・ワンス(2022)
だらだら続けた上で最終的に向き合うのが自分の娘なのに、肝心の子供との話があまりにも少なすぎてなんも感情移入できない。
プロモーション上手くてネットでちょっと話題になってたけど全員が思ってたんと違う感じになってる気がした。

10,シャザム!神々の怒り(2023)
最高ですねこれ。marvelは全然履修してない(多すぎてする気もない)中で前作の「シャザム!」とかバットマンの一部は観ていたので期待してたんだけどかなり良かった。
家族愛が中心に描かれていて、終盤のみんなで奮闘するシーンなんかはちょっと劇場版クレヨンしんちゃん感あった。

11,シン・仮面ライダー(2023)
全員滑舌悪すぎ。
画面暗すぎ。
浜辺美波可愛すぎ。


12,シングフォーミーライル(2023)
喋れないけど歌えるワニ(デカい)が頑張る話。
ワニの吹き替えを大泉洋がやってる。
歌えなくなった理由と、歌えるのに喋れない理由が特にしっかり描かれてなくて残念。もしそれが完璧だったら「これ、ミア・テイラーやん・・・・」ってボロ泣きしてた可能性あった。

13,犬鳴村(2020)
今年の「日本のホラー映画はおしまいです」シリーズ第1弾にして「○○村」シリーズの第1弾でもある。
誰向けに作ったのこれ?文化祭で視聴覚室で流す用?

14,キャリー(2013)
スティーブンキング原作で76年に映画化された同作をリメイクしたもの。
ただただ人怖であり、主人公のキャリーがずっと酷い目に遭うんだけど、その分最後の最後でのカタルシスがすごくて「オアーーー!!」って言ってる間に終わった。面白いです。


15,ライト/オフ(2016)
暗闇でしか姿を現さない化け物との戦いを描いたホラー。
暗闇の中ではとんでもない速さで移動できるけど、明るい状態では姿を見せないしこちらに攻撃することはない。
しかし、その化け物自ら部屋の電気を消して襲ってくるなど、かなり知能が高く、緊張感が凄まじい。
中盤で別居している実の母がその化け物と話しているのを主人公が見てしまってから、化け物が生まれた理由や正体が次第に明らかになっていく。
ホラーで自分が大事だと思っている「アイデア」「ジャンプスケアやグロ・ゴアに逃げない怖がらせ」「事象の説明から逃げない」をちゃんとクリアしていてめちゃくちゃ完成度が高い。
いつも「面白いホラーある?」って聞かれたら毎回名前を挙げるくらいには好きです。


16,ゴーストドッグ(1999)
ジム・ジャームッシュ監督作品にハマるきっかけになった作品。
「武士道とは死ぬことと見つけたり」でお馴染みの『葉隠』を愛読する孤独な黒人暗殺人の話。
サイレンサー付きの銃をしまう時の所作が刀を仕舞うようでかっこいい。
武士の精神とヒップホップという音楽との親和性もすごくて、芸術点が高すぎる。

17,着信アリ(2003)
面白い死に方シリーズみたいなのすな!
ほぼ笑っていいような雰囲気でありつつも、やっぱり呪怨以降こういうのがどんどん増えていった結果ホラーって舐められてるんだなーってむかついてきました。
でも00年代は自分の中で最もエモいカルチャーに溢れているので、目覚ましのアラームを死の着信メロディに変えました。

18,エクソシスト(1973)
めちゃくちゃ面白いです。
子役の演技がすごい。

19,パニックルーム(2002)
引っ越した新居の戸建てには「パニックルーム」と呼ばれている、全ての部屋の監視カメラを確認できて防弾扉が付いている部屋があり、その中に入っていると突然家に強盗が押し入り・・・というほぼそのシチュエーションだけでずっと面白い事が起こり続ける。マジで脚本が天才だと思う。


20,グレムリン2 新・種・誕・生(1984)
新たに出てくる追加のグレムリンたちが全体的に可愛くないし、起こっている事が汚い描写が多くて、めちゃくちゃがっかりしました。
前作だけでいい・・・

21,宇宙戦争(2005)
トム・クルーズがずっと不憫でつらい。
GANTZ終盤のデカい宇宙人に地球が襲撃されるシーンてほぼこれのオマージュだったんですね。

22,劇場版 ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992)
ただただエモい。
でも今の18~25くらいの子は多分何も感じないエモ古さ。
古典じゃん


23,Night on Earth(1991)
ジム・ジャームッシュ監督作品。
地球のどこかの国、いつかの夜、それぞれバラバラだけどタクシー運転手と客のエピソードという共通したシチュエーションで4編集めたオムニバス映画。特別ドラマティックな事が起こるわけじゃないんだけど、短い中で登場人物の人生が透けて見えるのが素晴らしい・・・かなり好きです。
プライムビデオと劇場での特別上映で2回見てる。

24,ミステリートレイン(1989)
ジム・ジャームッシュ監督作品。
エルヴィスプレスリーの故郷を舞台にした3組の群像劇。
Night on Earthと違ってこちらは全く同じ時間と全く同じ場所でそれぞれの視点で順番に描かれるので、最後のほうで「なるほどね」となる。そんな映画

25,デッドマン(1995)
ジム・ジャームッシュ監督作品。
主演ジョニーディップで全編モノクロ。
ウィリアム・ブレイクという詩人の詩を引用した内容が多くてすげー難しい話っぽいけどさ、モノクロの荒廃した西部劇っぽい感じの絵にインディアンとジョニデが出てんのはすげーかっこいいぜ。マジで。

26,羅生門(1950)
普通・・・・過大評価されすぎでは?
「当時はすごかった」みたいなのって評価基準にならない気がする。

27,返校 言葉が消えた日(2019)
見てから知ったんだけどホラーゲームが原作らしい。
映画だけ見ても全然意味がわからなかったし、怖くもなかった。


28,マーズアタック!(1996)
ティムバートン監督のエイリアン映画。
コミカルに人が死ぬ。

29,さがす(2022)
面白いけど、あんまり余計なこと言わないほうがいい気がする。

佐藤二朗がハマり役だった。


30,I know what you did last summer(1997)
見た目で感じる年齢に対しての叙述トリックみたいの、あったなー。
いや、分かるか!なんかスッキリしない。

31,トップをねらえ!OVA前編(1988)
32,トップをねらえ!OVA後編(1988)

もう古典ですねこれも。
初見だけども今見ても色褪せないかって言われたらそうでもないな。


33,トップをねらえ2! OVA前編(2004)
34,トップをねらえ2! OVA後編(2004)

もちろん初見。
『フリクリ』の鶴巻監督が監督をしている。
フリクリつったらあれですよ。私が高校生の時にいたクラスメイトにフリクリとピロウズがめちゃくちゃ好きな女オタクがいて、そいつの家で五人位で集まってフリクリ見たの覚えてるもん。
で、OPはround tableときたらもうエモくてエモくてしょうがないでしょう・・・演出も「GAINAX」だなって感じるし。
・・・・でももう若い子はGAINAXなんて・・・・
古典!?


35,ティーンエイジ・スーパースターズ(2017)
ティーンエイジファンクラブなどの、ギターポップや渋谷系の走りだったバンドのドキュメンタリー映画で、インタビューと当時の映像が流れるんだけど、バンドやメンバーのことを知っている前提で話が進むので誰がどのバンドなのか、どういう時系列なのかが意味不明すぎて、映画としての完成度はカスカスのカスだった。
ただ上映後にカジヒデキさんのトークショーがあり(結構こっちが目的だったところはある)その時にフリッパーズギターの話も聞けたのでそれだけは行って良かったなと思った。


36,岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023)
結構好きです。
「劇場でやる意味ある?」って言われてるの見たけど、この世に溢れてる「これを作品として世に出してもいいと思ってるの?」ともちゃんと向き合ったほうがいいと思います


37,スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
どこもかしこも高評価なんだけど、マジで言ってるの?
そもそも続編に続くことは一切公表せずに尻切れで話が終わるのって最悪じゃない?そのせいで映画単体としての盛り上がり方がかなり終わってるんですが・・・・もしかしてマーベル作品って作品跨ぐのが当然だからこれも想定通りで、その視聴者のスタンスにあぐらをかいた作品って・・・・コト!?


38,ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会NEXT SKY
二期で深く掘り下げられる事が無かったR3BIRTH、そして三船栞子に焦点を当てた作品。
私はラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が大好きなので、「スクールアイドル」って誰かに何かを分け与えられる存在だと思うんですよね。
それって自分が培ってきた人生だったり、また別の誰かから受け取った気持ちや強さだったり、それを次の人に繋いでいけるのがスクールアイドルで。
本編ではメンバーそれぞれにそういった繋がりがもちろんあるものの、具体的に誰から誰にというのはそこまで詳しく描かれなかったことと、ほとんどのメンバーが同列のスタートだったんだけど、二期で入ってきたR3BIRTHの三人は追加メンバーであり受け継がれる存在であるわけで。
そんな三人が、優木せつ菜があの日ダイバーシティでやったパフォーマンスから始まり、同好会全員に繋がっていった「意志」を受け継いで、今度は自分と同じようにこれから始めようとしている人に渡す。
R3BIRTHの三人は追加で入ったから「スクールアイドルを始めるきっかけ」は描かれているのに「卒業までスクールアイドルでみんなと一緒にいる理由や想い」までは描かれてないんですよね。
それに気付かせるのってすごく大事だし、自分が一番二期で足りない部分だと思ってたのでめちゃくちゃよかったです。
これを30分の尺でやったのが意味不明すぎる。

え? ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を見てないって!?
しょうがないな・・・じゃあちょっとだけ説明するね。
とりあえず公式が1期のダイジェスト動画をアップしているから、まずは見てくれ。

・・・多分見てないよな?だって50分もあるんだからな。
いいよ。簡単に説明するからさ、ちょっとだけ立ち止まって読んでくれよ。

みんな、「ラブライブ!」は知っているかな? そう、μ'sだね。
ラブライブ!シリーズといえば共通するのは、スクールアイドル部という部活でラブライブ!という全国大会に出場する為のサクセスストーリーだね。いわば野球部における甲子園みたいなものだ。

しかし「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」はそうじゃないんだ。その証拠にロゴデザインを見てほしい。

親の顔より見たフォント(ベビポップ)

気づいたかな?実は「ラブライブ!」の文字が下にあるんだ。
しかも「スクールアイドル部」じゃなくて「スクールアイドル同好会」なんだ。
何が言いたいかっていうと、この作品は「ラブライブ!」には出場しないってこと。
じゃあ何をする話なのかって?
この作品は「スクールアイドル」という自己表現を通して、女の子達が新しいことを始めて、好きなことを追求して、どういった自分になりたいか、そんな人生の「喜び」を仲間と共有する。そんなアニメなんだ。
「そんなのが面白いのか」だって・・・? 野暮な質問だな。
「好きであることを主張すると誰かに迷惑がかかるかもしれない」
「人とうまくコミュニケーションが取れない」
「新しい事を始めたいけど、自分らしくないからと気後れする」
「今更始めても遅いと思っている」

こんな悩みを抱えたことはないだろうか?
この作品はそういった悩みを抱えた彼女達が仲間と手を取り合って、新しい道に進んでいく、そうった作品なんだ。
初代「ラブライブ!」とは毛色が真逆なんだけど、だからこそ、もし今までの「ラブライブ!」シリーズにハマれなかった人がいたら逆に見てほしい。


39,ザ・フラッシュ(2023)
ここからDCシリーズを再始動させようとする気概を感じる

40,遊星からの物体X(1982)
まだ面白いって言う人がいたら過大評価

41,君たちはどう生きるか(2023)
ジブリが結構好きだから結構好きなんだけど、この作品の他人の評価あんまり聞きたくないんだよな。


42,ローズマリーの赤ちゃん(1968)
監督のロマン・ポランスキーの嫁が上映後にカルト教団に惨殺される(しかも妊娠中に)事件が有名なんだけど、本編は死ぬほどつまらなくてびっくりした。このエピソード抜きで本編を評価してるやついたらフェイクだろ。

43,エスター(2009)
ただただエスターの演技がすごすぎる。
思惑がキモいし。
ホラー映画としてのおもしろさはかなり高いと思う。

44,悪魔のいけにえ(1974)
低予算であるが故に残酷描写が少ないことと、レザーフェイスの動きがたまにコミカルで、それが逆に人間味を感じて、襲ってきているのが話が通じない人間なんだなぁって考えてたら結構怖い作品なんだと思った。
序盤のヒッチハイクで乗ってくる奴が狂ってるとこもすげー怖いしね。

45,仄暗い水の底から(2002)
感動の終わりかと思ったら何も解決してない
これでいいと思うな

46,サイコ(1960)
普通。
ホラーやサスペンスでヒッチコックを引き合いに出すやつってストーリーや構成じゃなくて、映画史で評価したいめんどくさいオタクか、古い映画しか知らないジジイなのでは?

47,ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)
長回しとか場面転換のカットの切り替え方とか、音楽の使い方とか、スタイリッシュにしたい感じが伝わってきてすげーいいぜ
何気に初めて見たゾンビ映画かもしれん

48,パラノーマルアクティビティ(2007)
本当にただ寝てる時に起こる超常現象を映したモキュメンタリーだと思ってハードルを下げまくった結果、「見えない敵」みたいな存在がいることが示唆されてて途端に面白くなったぜ。でも別に何も解決してないし、似たような映画はいっぱい撮れると思うぜ。(実際いっぱい出てる)


49,CURE(1997)
黒沢清って天才なの?
説明するのが難しいや。長回しで横に長い部屋を全部舞台装置として使う見せ方すごすぎる

50,哭声/コクソン(2016)
おもしろすぎるだろ!「呪詛」が好きだった人は見てください。

51,怪物(2023)
すごい。
ネットにちゃんと良い感想がいっぱいあるのでそちらをご覧ください。

52,ドント・ブリーズ(2016)
おすすめのホラーを聞いて挙がってきたので渋々みたけど本当にしょうもない展開で、この設定だったらどう考えてももっと面白く作れただろという感想しか出てこなかった。見るな!

53,きさらぎ駅(2022)
私は永江監督が好きだ。
原案のネットロアにリスペクトがあるし、原案を映画化するにあたってどうしても映画として足りないエンタメ要素(おもしろ要素ではない)をどうやって追加して、見る人を楽しませるかをすごく考えているからだ。
見てて面白い、意図的な「ワロタ」の部分を「しょうもな・・・」としか受け取れない形で出してくるホラー映画が多いことと、その「しょうもな・・・」を「しょうもなw」で笑ってしまうクソバカ客のせいでホラーは終わりかけてます。
永江監督、頑張ってくれ・・・


54,ノロイ(2005)
マジで超面白いんですけど配信が一切されてなくてメルカリでレンタル落ちのDVDを買いました。
「コワすぎ!」シリーズと「放送禁止」シリーズの中間くらいの温度感のモキュメンタリー映画です。
そもそも「コワすぎ!」と監督同じだしね。
気になる人にはDVD貸します。


55,死霊館(2013)
ちゃんとおもしろすぎるだろ
アナベル人形でぇへんのかい


56,ヴィジット(2015)
シャマラン監督作品。
予想の斜め上を行く展開にずっとちいかわになった。

57,グエムル-漢江の怪物-(2006)
なんか結構面白かった気がするのに作った同人誌に収録しなくて、なんで収録しなかったかを全然覚えてない映画。
でも面白かったのは確か。

58,しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司(2023)
まあまあ叩かれてて、その理由の大部分が物語ラストで所体持ちで安定した生活を送っているひろしが残酷に放つ「がんばれ!」の言葉なんだけど、それは確かにそうで、でもそれはそれとして敵役の非リア(漢字忘れた)に対してのしんちゃんの関係ってオレたちみたいな大人になってもうまくいってないけど作品のキャラクターに支えられている奴だったり、それこそしんちゃんを小さい頃から見てたのに大人になるにつれてしんちゃんから離れて、劇場版も観に行ってなかったやつなんだよね。
そういう自分がこの映画の対象だという前提で作られたものということであれば「やっぱしんちゃん良いわ・・・」ってなってる時点で大成功だと思うし、でもそれだけクレヨンしんちゃんという作品に向き合っているのに最後の最後でひろしに「がんばれ」って言わせたのってマジで最悪だな〜と思った。
ちなみにこの作品を同世代の独身男性グループで観に行ったのがめちゃくちゃよかったです。

59,ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)
ご都合展開すぎるだろ!
こんなんあるあるとしても観られない


60,新感染 ファイナルエクスプレス(2016)
マジで面白いので観て下さい
マ・ドンソクかっこよすぎ

61,ラスト・ナイト・イン・ソーホー(2021)
オチが唐突すぎる。
トーマシン・マッケンジー、かわいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

62,ペット・セメタリー(2020)
死んだ生き物は生き返らせないほうが幸せだと思います!教訓!

63,アナベル 死霊館の人形(2014)
この悪魔祓い系のジャンルで悪魔が実体として現れるの、珍しいなと思う。
あと赤ちゃんの演技がうまい。
2作目で全然外さないじゃん。すごい。


64,"それ"がいる森(2022)
クソ映画だという事を承知の上で同人誌で感想を書く為だけにU-NEXTの月額料金と単発のレンタル料金を払って、ほぼ劇場のフルプライスと同じ値段で見たけど、本当に終わってるよ。
100人が見て100人が「最悪のゴミ映画だった」って言わないとこの世界を憎むんだけど・・・・

65,トレイン・スポッティング(1996)
申し訳ないけど面白さが1mmも分からなかった。
好きな映画でこれ挙げる人いたらサブカル厨なんやなぁと思ってしまうかもしれない。

66,パリ、テキサス(1984)
寡黙な主人公が過去を語るシーンでボロ泣きした。
セリフが少なくても人間を描写できるのが映像のすごいところだ!

67,オールド(2021)
シャマラン監督作品。
ネタバレなしで話せるところが全然ない。
トーマシン・マッケンジーかわいい〜〜〜〜〜

68,ゾディアック(2007)
長い。元の事件は知ってたけどこの映画の内容を今思い返そうと思っても思い出せないくらいには微妙だったわ多分

69,LEGO ムービー
「こういう展開」であることはあらかじめなんとなく知ってたけどそれを踏まえても良い映画だし、何より本編のセリフの吹き替えがすげーよかった。
テンポの良さと言葉選びが気持ちよくて、絵がずっとレゴだからセリフ聞いてて飽きないのってすごいなと思った。

70,セブンティーン・アゲイン(2009)
ありがちな展開というか多分100同じプロットの映画って何本かありそうだったけど、そういう意味では似た作品を見てなかったので結構楽しめた。

71,ゲーム(1997)
いい訳ねぇだろうが!!!!!!!!!!
納得してハッピーエンドみたいにしてんじゃねえよ!

72,明日、君がいない(2006)
面白いらしいけど配信に一切ない、ということでメルカリでDVDを購入。
原題は「2:37」でとある日の2:37に大学のトイレで「誰か」が自殺しているのが発覚するんだけど、それが誰なのかは見せず、2:37に至るまでのその日の1日を何人かの生徒の視点で描かれる。
つまり「2:37に死んだのは誰か?」を考えながら見る作品。
「この人物は自殺するほど悩んでいるんだろうか」という想像がずっと念頭にあって、その上で冒頭に繋がるラストは本当に絶望したし、でも死にたい人ってそうなんだよな・・・という気持ちで妙に納得してしまった。
自殺してしまった友人のために監督がメガホンを取ったらしいです。

73,キャンプ・ロック(2008)
いや、NHK教育で土曜の夕方にやってる子供向けアメリカドラマかい!
なんで見たんだこれ

74,メン・イン・ブラック(1997)
知ってる?この映画が面白いって。
見たの4回目くらいだと思う。

75,LUCY/ルーシー(2014)
知り合いに騙されてヤクザに捕まった結果、新種の違法薬物の運搬のためにそれを腹の中に埋め込まれてしまった主人公が、暴行を受けて腹の薬物の袋が破けてしまった結果、薬物のせいで脳の覚醒がめちゃくちゃに起こりまくって人地を超えた超能力に目覚めるって話。
「脳の機能は本来の⚪︎⚪︎%しか使えていない」という原説に従って、パーセンテージを上げていくと具体的にどうなってしまうのかを見せる。
すげえじゃん


76,劇場版 呪術廻戦 0
今更見た。
あ、呪術廻戦の中で乙骨憂太が一番好きだったわ・・・という気付きと、単純にバトルシーンや構成も含めて作品としてのクオリティが高いからそりゃ売れるわと思った。
劇場版の黒閃の演出って、パチンコ当たった時くらい脳が焼かれませんか?(呪術だけに)

77,グリーンブック(2018)
すげー良いよこの映画
男同士の友情だね
・・・・え、実話!?

78,トゥルーマン・ショー(1998)
もうちょい面白く作れたはずだろ、と思うのは、これに似た派生作品が既に世に出まくっているからなのでしょうか。
じゃあ見るならそっちでも良くないか。

79,グリーンマイル(2000)
癒す力がある黒人の囚人にクローズアップするまでの、刑務所の状況だったり他の登場人物の掘り下げが、なんか尺が長いはずなのに普通に面白くて、すご、と思った。
黒人にキリストみたいなことさせるんやね


80,鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023)
世間で評価されているのは納得なんだけど、世間ほど楽しめなかったかなーというのが正直なところ。
単純に鬼太郎に対しての予習不足だと思った。
なので「水木しげる生誕100周年記念作品」って意味では多分大成功ってことよな?
そもそもアニメ化しているゲゲゲは90年代くらいにやってたのしか知らないので、一番最後にやってたの(ニチアサくらいにやってたやつ)がどれくらいの年齢層を想定していたかも分からないし、マジで何も知らないので評価に困る。


81,ゴジラ -1.0(2023)

もう劇場で映画観たくない


82,屋根裏のラジャー(2023)
劇場で観た。
原作読んでから観たんだけど原作で語られていなかった部分の追加や、説明が必要な部分に対しての設定変更があまりにもうますぎて、すごかった。
イマジナリーフレンドまでとは言わずもこの世に存在しないキャラクターやその人の言葉を心の支えにしている身からすると、本当にグッサグサに刺さる作品でボロ泣きしてしまった。
ちょっとでもよかったと思ったらぜひ原作を読んでください。

83,リゾートバイト(2023)
もう公開終了したんでネタバレ前提で言うんですが、この作品って「リゾートバイト」っていうネットロアが原作でありながら、途中からあの「八尺様」が参戦してくるんですよね。
八尺様のディティールはまあまあ(悪い意味で)悪くて、このトンデモ展開に対しての賛否が結構あるんですが、実は大事なのはそこじゃなくて。
全然気がついている人が少ないんですが、「八尺様」以外にも「禁后(パンドラ)」というネットロアも登場するんです。
八尺様ほど知名度は無いんですが・・・。
で、それに気がつくかが偉いんじゃなくて、この作品、永江監督が他の監督にネットロアのネタを取られないように唾を付けておく作品なのでは!?と思いました。

〜他の監督とは〜
犬鳴村
樹海村
牛首村
忌怪島 

を撮っているあいつのことです

84,ラブバード(2020)
ネトフリオリジナル映画
離婚寸前のカップルが事件に巻き込まれてどんどん悪い方向に進んでいく。
相手にちゃんと説明しない、余計な事を言うのオンパレードで状況が悪化するので「こいつらバカじゃねーの」という感想しか湧かなくて、一切感情移入できない。
フィルマークスの感想に高評価が多くて最悪だなと思った。
(フィルマークスの感想は信じるな)

85,ゴーン・ガール(2014)
わかる。わかるんだけどさ、長すぎない?
もっと短くできただろ

86,コンジアム(2018)
youtuberのクルー一員にディレクターがいて探索する廃墟とは別のテントでモニタリングするっていう構成とリアリティがめちゃくちゃ良いんだけど、結局なんだったんかが投げっぱなしだし、映像が暗すぎて何が起きてるかわからんかったので、終盤顔ドアップの怖いですよシーンで乗り切ろうとしたよな、という感想。

87,世界の中心で、愛を叫ぶ(2004)
忘れる事と忘れない事、いなくなった人間はどちらを望むのか。
そういったものがテーマになってるっぽい。
おそらくこれ以降で頻出した「悲劇のヒロイン高校生カップル物」みたいのの走りな気がするんだけど、そういうジャンルで見ない方がいいんじゃないかなーというくらい伝えたいことはちゃんとしてた。
「カセットテープのウォークマンですか」って家電量販店で驚かれるシーンで店頭に並んでるのが全部ポータブルCDプレイヤーで、「古典だ・・・・」と思った。

88,ゴースト/ニューヨークの幻(1990)
ちょっと期待しすぎたかもしれん。
超有名なあのシーンが出るのが早すぎる。生きてた時のシーンなのかよ!!!
なぜかセントレア空港のコメダで観ました

89,ベストキッド(2010)
ジャッキーチェンかっこいいし子供が成長する物語は良いし師弟関係も最高なので最高の映画です。


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