ただのメモ

「王様が願いを叶えてくれる」の設定が粗が目立つ

設定の内容
①国民は18歳になると王様に願いを差し出す
②差し出した願いは叶えて貰える可能性がある
③差し出した願いの記憶は消える(何を願っていたのかが分からなくなる)

疑問点
・①の差し出す内容は強制的に1番強い願いなのか、それとも任意なのか
例:楽器が弾けるようになりたいが自分で努力して上達したいので他の願いを差し出した
・②に対して有効期限が無い(少なくとも100歳まで叶えて貰えない実例が挙げられている)のに、国民は何も疑問を抱かなかったのか
・③の記憶について、差し出した本人以外の記憶も無くなるのか、それとも全ての国民が他人に絶対打ち明けていない願いを差し出したのか(そういうルール?)

この問題提起の理由は「国民、ノーリスクで願いを叶えてもらう為に何の疑問も抱かずに口開けて待ってただけなの？」という疑問から。

それぞれが持っている情報と思想

マグニフィコ王
・過去に願いを壊されたことによって大事な者を失った。今後自国民には同じ苦痛を味わって欲しくない。
・その為に国民の願いを叶えると言い、反乱分子になりうる者を排除して国を守る。そして無謀な願いを持っている者がいつか自身の力で叶えようとした時、その願いが何かしらの理由で潰えた時に傷つかないように、取り上げたままにして忘れさせる。
・叶えても問題ないと判断した夢は叶える。

アーシャ
・王様が願いを叶えてくれる最高の国に住んでいる。
・みんな自分の願いが叶えて貰える事を心待ちにしている事を理解している。
・もともと自分にも願いがあったかどうか不明(ここちょっと曖昧、だけど反乱起こす前はなかった気がする)
↓豹変後
・王様がみんなの願いを叶える気がない事がわかったタイミングで都合よく星という力を手に入れたので、「願い」よりも強い「奇跡」で反乱を起こそうと思った。

感情の流れ

マグニフィコ王

もう誰も傷付いて欲しくない…
みんなの願いを集めて危険そうな思想は排除、諦めたりして本人がいずれ傷つきそうな大きい願いも排除。
みんな何も考えないで平和に暮らせる国を作ろう。
↓
面接に来た小娘が個別に「自分の祖父の願いを叶えて欲しい」？
事情も動機も知らずに私のやり方に歯向かう気か？
お前らが平和に暮らせてるの私のおかげやぞ？
↓
なんか知らん魔法出てきた。危ない思想は排除してた筈なのに。自分も国民も危ないから何か知ってたら教えて。
↓
やっぱりあの小娘だったわ。星だけならまだしもあの危険な思想で国民を煽動されたらヤバい。
とりあえず星は手に入れよう。もうヤバい魔法も使って。
↓
力に溺れる

アーシャ

この国最高。どんな願いも叶えてくれるよ。
↓
王のとこに面接行くしついでにおじいちゃんの願いだけ個別に叶えて貰えるかワンチャンお願いしてくるわ
↓
おじいちゃんの願い叶えてくれなかったし、みんなの願いは勝手に選別して全部叶える気がないらしい😡😡😡
↓
都合良く星が降ってきて奇跡起こしてくれたからこの力でみんなの願いを奪い返そう！みんな、王に騙されないで、着いてきて！
↓
願いは自分で叶えるべきなんだ！！ウオオオオーー！！

国民

18になったら王に願いを差し出すといつか叶えてもらえるらしいんやで🤗
いつ叶えられるのか知らんけど🤗
↓
王に歯向かおうとしてるアホがいるらしい😰
↓
王がみんなの願いを叶えてくれないってマジ！？😡
謀反や😡😡😡
↓
願いが潰されて胸が苦しいンゴ…😨
※本来王が未然に防いでいた痛み
↓
願いが帰ってきた！
やっぱり願いは他人任せやなくて自分の力でなんとかするんや！！！ってアーシャさんが教えてくれたんやで！！！みんな、力を合わせるんや！！！！

ただヴィランをこらしめたいからが念頭にあるからおかしくなってる気がする
普通にある程度懲らしめた後に国民全員が王から全ての事情を聞いてお互い支え合って全員の願いを全員で助け合う展開で良くなかったですか？
その事情も知らない主人公が早とちりでめちゃくちゃするから全部めちゃくちゃになってる

曲は良かったです