3年に一度は契約見直しと向き合おう
10月31日にトラブルは起きた
「メールが受信できなくなりました。」
そんな連絡をもらって、電話だけだと状況が全く分からないので現地へ行ってみた。
最近流行りのonedrive周りかなぁ、とかいろいろ考えながら現地に到着。
試しにoutlookを動かすとメールサーバーへのログインエラー。
誰も何も設定変更してないとのことなので、サーバー側でのセキュリティアップデートの可能性を疑って原因を調べていくと、見つけました。
レンタルサーバーのセキュリティ対策で旧サーバー→新サーバーへの移行作業が発生していました。
ちょうど、10月31日が旧サーバーの停止日となり、今回メールが受信できなくなった次第。
新サーバー移行に伴ってメールのパスワードも全部新しくなっていたので、サーバー名・ポート番号の変更だけでなく、メールアドレス毎のパスワードも全て再設定が必要でした。
古すぎるサーバーはセキュリティ対策上、消えゆく運命
10年ぐらい前に構築されたサーバー周りの仕組みだと機器の耐用年数はもちろん、セキュリティ対策や処理速度の問題等々、手間がかかる一方なので今回のように全取っ替えすることになったと思われます。使っているお客さんに移行コスト・手間がかかるのは止むを得ないという判断。ただ、希望としてはお客さんにそうした移行コストをかけさせないサーバー移行を考えるべきなんですけどね。
(僕が使っているさくらインターネットでも同様のサーバー移行がありましたが、特に何もする必要はありませんでした。)
サブスク・レンタルサーバー等は3年に1回程度は見直しが必要
本来であれば、こうしたレンタルサーバーの契約等は3年に1回程度は見直しをかけて新サービス・プランとの比較を行う方がいいんです。
良いサービスが安価で提供されています。また、セキュリティ対策等も最新の状態になっています。
Wordpressやメールの移行コストを見る必要はありますが、移行コストを怖がって高額な利用料を支払い続けるのも勿体ない話だと思います。
中小企業のウェブサイト運用位であれば、
このあたりのレンタルサーバーを使えば十分。コントロールパネルもプロ向けではなく、一般のユーザー向けに優しく作られています。
比較することで、今時のレンタルサーバーで提供されている機能とコストがわかりますし、いざ、移行を考え始めた時にも動きやすい環境が整えられるはずです。
ちなみに、ネット回線や携帯の利用プラン等に関してはもう少し短くて2年に1回ぐらいの見直しが必要です。
こうした契約に関して全く分からない時はどうしたらいいか?
個別の相談でしたら、メッセージ等で。
軽く話を聞いてみたいってことでしたら、お気軽にコメントください。
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