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大丈夫。仕組みを知れば怖くない。

不安の種は”知らない”に起因する

昨日は1月スタートのスマホ講座1回目。

いつも参加される皆さんに共通しているのは ”分からない”ことへの不安。
この不安感を拭って、自分に合った選択肢を選べるようになってもらうのがこれから3ヶ月間で目指すこと。

説明には ”置き換えの法則” を使う。

僕は講座の中で仕組みを説明する時に、とにかく受け手の人が理解できるものに置き換えて話をします。

今回使ったのはこの縄跳び。大きめなのが大切なんです

この縄跳びを使って何をするか?

話の流れとしては、

  • 1人がラジオ役。もう1人が電波塔役になる。

  • 電波塔役が波を縄跳びで起こす。相手は手を動かさずに波を受け止める

  • 波の回数を増やしても形を相手にちゃんと届けるには、距離を短く
    する必要がある

  • 1分間に届く波の数=周波数(Hz)だと説明する

  • AMラジオの周波数とFMラジオの周波数を比較し、どっちの音が良いか尋ねる

こういった流れで話をすると、ほとんどの人は電波・周波数とその特性を理解できます。携帯電話やWi-Fiの電波も周波数を知ることで、繋がりにくいとか届きにくい理由も分かっていただけます。3G、5Gの特性の違いも周波数を見れば一目瞭然です。

誰でも理解できる単位の話

周波数の話をする前に、単位の数え方についても伝えています。

カンマ毎に呼び方が決まってる

1km(キロメートル) = 1,000m  
1kg(キログラム) = 1,000g ですよね。
単位の数え方って、一番下の単位が、距離だったらm(メートル)、重さだったらg(グラム)に変わるだけ。周波数はhz(ヘルツ)。

簡単ですよね(笑)。

こういう話をすると、ワクワクしながら聞いてくれるので、話をしている僕の方も楽しくなってきてついつい調子に乗って喋りすぎてしまいます。
昨日はまさか、この流れからIPアドレスに行って、2進数やらの基数変換にまで話が飛んでいくとは思ってもいませんでした(笑)。

楽しく仕組みを理解するとイメージが残る

こうして仕組みを説明すると、縄跳びや単位の数え方がイメージして残ってくれるので忘れません。目には見えない電波の気持ちがわかるようになります。見えないものは見える形に落とす。受け手の知っている言葉を探してそこに置き換える。 楽しく仕組みを伝えるにはこんな感じで考えるとスムーズに伝わります。


そういえば、スマホ講座なのに、スマホの操作説明は全くやってなかった(汗)。 

でも、まあ、楽しんでもらえたのでいいんです(笑)。



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