見出し画像

”重要なお知らせ”には2種類ある

もうこれで何度目だろうか・・・・。

固定電話についてのご案内? 大切なのは赤枠の中

NTT東日本からのご案内というお知らせ。
時には封書で、時にはこうした圧着式ハガキで。
なお、光回線を引っ張っててそのオプションとして電話を使っている人にはこのお知らせは届きません。あくまで昔ながらの電話回線契約を残している人向け。
ISDNを使っている法人事業者も同じようなお知らせが届いているはずですが、こちらは移行時の影響度合いを考えてもっと丁寧な移行サポートが入っているはずです。

 中を開いてみると、

重要なお知らせと書いてあるけど・・・・

さて、このお知らせを受け取った僕達は一体、どうすればいいのでしょうか?

”言い訳型” と ”動作依頼型” を見極める

今回のお知らせは、旧来の電話交換機を用いた仕組みが機器の老朽化等&安価なIP通信網の普及に伴って廃止され、新しくIP網を用いた仕組みに変わっていくというお話。

言ってみれば、NTT局内だけの話。何もすることはないので、放置で大丈夫。

影響が大きいので必ず見ておくべきことは強いて言えば1つだけあります。

  • 電話料金が全国どこにかけても3分9.35円に切り替わるので、請求金額は毎月チェックしておく必要がある。

ただ、それだけ(笑)。
今は固定電話に電話をする機会もすっかり少なくなったので、毎月の電話料金もそんなに変わらないんでしょうね。

あきらかに過剰と思えるぐらいに何度も何度もお知らせがやってくるのは、NTT東日本・西日本局内で”利用者への周知徹底を行った”という事実を作るためという目的が主なのではないかと思われます。

今までに届いたこの件に関するお知らせ全てに共通しているのは、

NTT側の言葉でのみ書かれていて利用者に理解してもらおうという意図が薄い

ということ。明らかに”言い訳型”のお知らせ。こういうお知らせって受け取った側はどうしようもないので、放置するしかない。

その一方で、”コロナワクチン接種のお知らせ”のように必ず受け取った人が動かなければならないようなお知らせであれば、何をしなければならないかがすぐ分かるように必ず書いてあるし、間違っても放置しておくと受け取るべき権利が得られなかったりします。

ややこしい時代なのですが、こうしたお知らせが届いた時には、自分が動くべき”動作依頼型”なのかどうかを見極める事はやっておいた方が無難です。
言い訳型のお知らせはスルーでおっけ。その他何か動いた方が良さそうだったら、発行者を確認してみましょう。


よくわからない時はまず、聞いてみよう

常日頃から言っていることなんですが、

よくわかんないことには”No"と言おう。

この原則は、こういうややこしそうな話であれば尚更。NTT東日本本体のフリーダイヤルに問い合わせてみるといいんです。

ハガキにも書いてありますが、いま、このNTTの局内工事に合わせて”以前からの電話契約が使えなくなるから電話機を変えたほうがいい”といった話を持ち込んでくる業者などもいます。 明らかに何の意味もない機種交換と不本意な機器リース契約を結ぶ羽目になったりします。

ややこしいからといって、言われるがままにうごくのではなく、立ち止まって考えてみて、わからないことはできる限り上位の組織・サポートに確認を取る。

今年もあと2ヶ月。怪しい方々もラストスパートをかけてくる可能性があります(泣)。

この件に関しては、本当に何もすることはないはずですので、何かしろって言う人にあったら”詐欺だー!”って大声で叫びましょう(笑)。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?