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LAN内での名付け親は1人で十分。

今日はちょっとだけWi-Fiのお話を。
さて、問題。

Q:パソコンが”Wi-Fi”でインターネットに繋がるまでの手順を箇条書きにすると?

どうなるでしょう?

さて、何も見ずに答えてみてくださいねー(笑)。



いかがでしょう?

  • パソコン電源入れる

  • Wi-Fiの電波拾う。

  • インターネットつながる。

多分、外から見ているとこれだけです。

でも、実際には

  • パソコン電源入れる

  • Wi-Fiの電波を探す

  • (つないだことあれば)名前とPWを使ってWi-Fiへ接続

  • IPアドレス(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ)を取得(DHCPルーター機能を動かしている機器から)

  • 取得したIPアドレスを使ってデータ通信を開始しインターネットへ接続

ざっくりと書くとこんな感じ。

Wi-Fi接続とインターネット接続とは別の動きをしているというのが肝。ここが分かっていないとインターネットに繋がらない時の原因追及がうまくできません。

DHCPルーターは基本的に1台のみ、なんだけども・・・

このDHCPルータ機能、Wi-Fiルーターはもちろんですが、光回線を引いている時はそのONU(=NTTの縦型の箱)が役割を持っている時があります。
どちらにこのDHCPルータ機能の仕事をさせるか、使う側がきちんと最初に決めておく必要があります。ここを決めずに使い始めると2台のDHCPルータが動くことになって、問題が起きない事もありますが、そうじゃない時もあります。 だから、可能な限り、どちらか一方にその役割を任せるようにします。

DHCP = 通信するために必要不可欠な名付け親

DHCPという機能は名付け親みたいなもの。 自分勝手に名前を名乗っても使えなくもないですが、きちんとこの名付け親の定めたルールに則ってIPアドレスを取得することで様々な通信ができるようになります。

昨日、ちょっとしたトラブルを耳にしたので、その原因と思われることについて書いてみました。

ちなみに、我が家はWi-Fiルータを”ブリッジモード”で使用しています。こうすることで、home5Gルーター1台がDHCPの役割を担っています。

ブリッジモードとルーターモードの役割の違いもどこかで触れてみますね。
 

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