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乳検で始まる朝は何かと慌ただしい

人間が定期的に検査を受けるのと同じく、牛も月に1回定期的な検査を行っています。朝と夕方を交互に行うのですが、今回は朝の搾乳でした。

1頭1頭の状況を見分ける為の検査

具体的にどういった検査項目があるのかは、この十勝NOSAIが紹介している内容を見れば分かりますが、酪農家が一番必要としているのは、

□ 乳量(特に分娩日からの日数と乳量)
□ 乳質(体細胞等の数値や、乳脂肪分、無脂乳固形分等)

といったところ。

いわば、牛が牧場で働き続けられるか否かの定期テスト。

この乳検で、妊娠がずっとできなくて、乳量も出ないとなると廃用候補としてリストアップされてしまいます。

なかなかにシビアです(汗)。

僕達も普段の仕事にプラスしてこの検査が入ってくるので、搾乳がちょっとだけ忙しくなります。

毎日搾っているので、だいたいどの牛がどうなのかの感覚は持っているので、それを客観的な指標として確認するという感じですね。

ロボットやパーラーでの搾乳だとこうした数値は毎日チェックできる所も多く、牛達にはますますシビアな時代です(汗)。


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