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書店が消えた空間に思ふこと

”本は秒速で買う”がモットーな僕には書店(できたら路面店)が欠かせない。
が、しかし、帯広界隈の書店はことごとく閉店となっていく。

昨日は別件で立ち寄ったヨーカドー2Fに入った書店のスペースを目にしたのだけど、大量に並んでいた本は1冊も残っていなくて、ネットで囲われたスペースが残るのみ。

書店は大きいことがいいことか?

大きい書店で品揃えを誇っているからいい書店かというと必ずしもそうではないと思う。ベストセラーや、いわゆる”売れ筋”が揃っている書店には何か佳き書店の空気感みたいなものがないし、書店員の愛情やオーラみたいなものも感じられないからつまらない。

そうした”本への愛情”が見えない・感じられない書店が増えたから町中から書店が消えているのではないか、と僕は思う。

「あ、この書店、好き」と言える幸せ

今日、noteでたまたま見つけた記事。

ポートランドに行ったことはないけど、地元では知らない人はいない書店なのかな。 ”この書店、好き”って本好きが思える場所だから繁盛しているんだと思う。

小さくてもいいので、本好きのお客さんが”この書店、好き”って思える。

そんな幸せを振りまいてくれる書店がこれからの時代は大切なんだろうなあ、と思う。


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