流行ことばに背を向けて
ちょっとだけ昔話を。
大学生の頃、入ったゼミが”なんとか情報化概論”。(ホントに忘れた・・・)。
このゼミで使った教科書の中に出てきたキーワードが確か、”SIS"。
Stategic Information System :戦略的情報システム。
めっちゃ、流行ってたんですよ。 特に当時アメリカン航空のSABREっていう仕組みとか。
でもね。
ITにまつわる”概念”を表すキーワードは真似できない
当時のこのSIS絡みの書籍もよく見たけど、結果的には殆どの会社はこの概念を現実に落とし込めなかったし、そもそも、事例として紹介された大企業は情報化戦略よりも前にきちんとした企業経営戦略があったと考えた方がいい。
”概念”は人それぞれなので、こうした概念に基づく情報化投資等を進めていくなかで、本質的なところでズレてしまったら取り返しがつかない。
このSISという言葉が流行ったのは1980年代後半。
約35年経った現在はDXというフレーズが同じように”概念”を表すキーワードとして流行りの真っ最中。
概念の受け取り方はひとそれぞれ。
きっと、このDXというフレーズもそう遠くない未来には消え去って行く運命にあると思う。
ITにまつわる”概念”を表すキーワードに踊らされないこと
僕自身も若い頃はこうしたフレーズが出てくると”時代は◯◯だよね!”と喜び勇んでお客さんに話すことが多かった。
でも、それって自分の中に本質がないからキーワードに飛びついちゃうだけ。
本質を掴んだ上で”概念”を活かすからうまくいくのであって、概念が先ではない。
この順番を間違えると痛い目に遭うから気をつけましょ。
本日のAIお絵かき道場
photograph three japanese female vocal concert at big stadium
maleにしたらとんでもなく気持ち悪かったのでそっと閉じました^^;。
パラメータ少し変えたらグッと大人っぽくなった。
不思議。
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