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月経と女性の社会進出について

【数字の部分は再度裏取ってから後ほど入れます…!】

こんにちは、ハヤカワ五味です。

私はフェミニストではない…というか、男女での差をあまり感じたことがないので無頓着と言った方が正しいかもしれません。とはいえ、仕事や家庭など様々な面で男女による差があることは数字で出ていますし、それは社会の仕組みに関与する可能性が高い経営者として事実を受け入れねばなりません。特に弊社は女性の雇用が今もこれからも多いからこそ考えるべき題材です。

なので今回は、男性がこうだ!女性はこう!といったような感情論ではなく、男女差が数字で出ているということを認めたうえで、ではなぜこのような差が生まれたのか、その時代や文化背景について調べたこと考えたことをまとめていきたいと思います。

2000年以上かけて作られたこの価値観は、誰が悪いとかそういった話で解決するものではありませんし、その差について語ることは特定の誰かを批判することでもありません。そうではなく、ただ事実としてその背景に何があったかを考えることが、私たちの今おかれている状況を冷静に知るきっかけになるのではないかと思っているのです。

目次
・月経女性と魔女狩り
・月経の研究はXXまで殆どなかった
・月経女性を隔離するという優しさ(宗教の必然性の話)
・男性コンプレックスな女性
・女の敵は女?
・おまけ なぜ男女比はほぼ1:1なのか

ちなみに今回参考にさせていただいた本

私がMCをやらせていただいている番組でも取り上げました

月経女性と魔女狩り

最近、宗教絡みの本をいくつか読んでいたのですが、宗教において女性というものは中々出てきづらかったりします。例えばキリスト(要確認)には女性はなれませんし、妻帯が禁止な場合もあります。それ以外にも身近なところでいえば、日本の規律が厳しいスポーツや競技の中には女性の参加が禁止されていたもの、されているものなどがあります。例えば、最近ですと相撲などはニュースになっていましたね。また、将棋なども女流が出てきたのは比較的最近の話です。

なぜこのような差が出てきたか、今現在では形骸化したルールだけが残っていて謎が多いですが、時代を遡っていくとわかることがあります。それは、XXXX頃までずっと月経は穢らわしいものだとされてきたからです。

なぜなら、(医学発展前の認識だと)血は大きな怪我をした際に出てくるものなのに、それが毎月、しかも体内から相当量出てくるのであまりにも不可解だったんですよね。あまりにも不可解すぎて、穢らわしいものとされ宗教施設の出入りを制限されたり、その一方でとても尊いものだとされ医療目的で使われたこともあったそうです。医者行って月経血飲めって言われるなんて今考えるとめちゃウケますが、そういったウケることがXXXX年くらいまでは当たり前にされていたんですねえ。

月経の研究はXXまで殆どなかった

と、それくらい穢らわしくも尊い月経なので、もちろん、お医者様たちが研究したがるわけがありません。特に特定の宗教を信じている場合などは、そこで穢れとされているものについて研究するなんてしたくないでしょう。これはもう完全に私の妄想ですが、では月経の研究をする日にはそのお医者さんは「あ〜あいつも遂に月経の研究くらいしかやれることがないのか笑」みたいな感じで嫌味を言われていたことでしょう…。
それゆえ、女性向けの月経インフラが少しずつ登場してきたのは、本当にここ最近の話です。具体的には、月経の際に使う紙ナプキンが日本で初めて商品化されたのは1961年末。ちなみに1961年というと、日本ではテレビのカラー配信が始まっています。

月経女性を隔離するという優しさ

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