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なぜ"赤ちゃんが食べられるタオル"を目指すのか 五味ちゃんインタビュー イケウチオーガニック<後編>


こんにちは、ハヤカワ五味です。

今回は、前回のnoteの続きでイケウチオーガニックさんの取材後編です。

イケウチオーガニックさんの公式サイトにはさまざまなブランド哲学が示されているのですが、その中でも目を引くのがこちら。

「赤ちゃんが食べられるタオル」とは…?

そして2073年…?

今回は、企業指針をフックに、イケウチオーガニックさんの哲学に迫っていきます。

阿部哲也 (写真左)
IKEUCHI ORGANIC株式会社 代表取締役社長。慶應義塾大学卒。大和證券株式会社入社後、小売チェーン店へ転職。管理部門取締役を経て退職。
2009年 池内タオル株式会社入社。2016年より現職。
牟田口武志 (写真右)
大学卒業後、映画製作会社に入社。その後CCC、アマゾンジャパンを経て2015年7月にIKEUCHI ORGANICに入社。広報と営業部門の責任者。

→前回の記事はこちら


——なぜ赤ちゃんが食べられるタオルをミッションにしているのでしょうか…?

うーん、実際に食べられるかどうかよりも、100%大丈夫だと会社側で思えるかどうかを大事にしていますね。実際に食べてくれというのではなく、もし万が一食べたとしても安全ですよ!と言えるくらいのモノにしたいという。食べてもおいしくないですよ、笑。

——なるほど、万が一食べても安全という意味なんですね。

会社を設立して60年後の2013年に、安全性を示す国際認証であるエコテックス®スタンダード100を全製品で取得しまして、次の60年でどうするかというものを考える中で出てきた指針です。特に弊社はオーナー企業ということもあって、より良いものを次の世代に残していこうかという気持ちが強いです。

(クマちゃんの中の人は社長です笑)

最初から最後まで"気持ちいい"

——良いものと言いますと、何がイケウチオーガニックの考える”良いタオル”なんでしょうか。

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