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中央道を走って 松本へ


松本の湯宿に一泊の旅


きままなクルマ旅、
行き先を
細かに決めない私たちは
なーんとなくの感覚で
行きたいところに
行き当たりばったりで
訪ねます。

2日目のこの日は
朝に諏訪大社を巡り、
午後にはまた松本市内に戻り
途中で見かけた
「松本民芸館」へ


長屋門をくぐると
木々生い茂る庭が
目に飛び込みます
ここも少しずつ紅葉がはじまり、
緑に混じった黄色や赤色の葉が
青空に映えます。
そよそよとなびく枝があります。

鳥も鳴いています。
時折、ポツポツと
何かが地面に落ちる音が聞こえます。
よくよく辺りを見ると
どんぐり!
どんぐりが地面に落ちる音でした。


そんな小径を道祖神に迎えられて
庭を抜けると建物があり、
中へ入ります


その建物は土蔵
天井裏までの高さを十分に
使って、
沢山の展示品があります。

ちょうど
開館60周年の企画展
「時にふれて」
〜丸山太郎へのオマージュ
の会期中です

そのコレクションは
地元松本の
土地にちなんだものだけではなく
国内外から集められた貴重な品々
じっくり見ることができました。


「美しいものに国境はない」
「美しいものが美しい」
「無言で語りかけてくる
 物の美を感じることが大事」

響くメッセージがありました。

そんな「用の美」に満たされて
後にしました。



西陽のさす頃



この後、市街地に移動して
遅いお昼?お茶?にします。
時間はもう午後の4時を
過ぎていました。
お茶のできるところ、
辺りは5時閉店が多くて
松本城近くのお店に駆け込みます。

そこでめずらしく夫が
リクエストした
「松本民芸家具」
ショールームへ、そのあと向かいます。
近くの駐車場の営業は5時半まで。
急ぎ足でまわりました。
義母が一時、集めていた
(食器棚など今は私たちが
受け継いでいますが)
ため、見てみたいとのことです。

入って早々、
あるロッキングチェアをみたとき
夫が
「こんなの買ってあげたら
(義母が)喜びそう」
と言ったのを聞き逃しませんでした。
「え、なんで今お母さんなの?」
と思いましたが
(新婚旅行のときもそうでした)

その時は黙っておきました。
(、、、が、のちにこれが冷戦の
 火種になります笑)

私はロッキングチェアより
やっぱりダイヤがいいかな、笑



信州は他にも
たくさん行きたいところがあって
上高地もリベンジしたいし
(実はそこにも冷戦の元が、、、笑)
温泉宿でゆっくりするのもいいな。
これはまた次のお楽しみに。




松本の街は
その街並みも
背景に映る山々の景色も
どこか盛岡のそれに
似ているような気がして、

ふと、いつかまた
盛岡の街にも降りてみたいな
と、思いました。
あの時、見逃したものが
あるような気がするから。


そんなこんなの一泊二日の
きままなクルマ旅
遠くまでは行けないけど
こんな楽しみ方もあった!







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